こんにちは。
- 徒競走、堂々のビリ!
- 1年生のときはお友達たちと比べて落ち込んだが…
- 4年目となると「運動が苦手な子の親」の立ち位置に慣れる
- 学年が上がると、徒競走以外にも「見せ場」が増える
- 足の速いお友達を応援するのが楽しみに
- オリンピック観戦的に運動会を楽しむ
徒競走、堂々のビリ!
先日の土曜日は子どもたちの運動会でした。
娘は初めての運動会、
息子は4回目。
残念ながら、息子は私に似て
運動が苦手で、足も遅い。
徒競走でも堂々の…ビリでした^^;
一番左、赤い帽子で最後なのが息子です
そもそもレースの順番も、
タイム順で構成されているようですが、
全体20レース中の5レース目。
1年生のときはお友達たちと比べて落ち込んだが…
運動が得意で足の速い子の場合、
親も運動会が楽しみになるのでしょうか。
…が、私はそうではない^^;
「男子は運動ができなきゃ」
「運動できる子がかっこいい」
という風潮がありますよね。
というより、自分自身に一番その思いが
根強くありました。
自分が運動音痴だからよけいに、
男の人は運動できる人がいい。
息子にもそうなってほしいと…
しかし、1年生の運動会のときは、
そうでない姿を見せつけられて…
おまけに、保育園から一緒だった
男の子4人は、みな運動ができて足が速い。
なかでも、同じマンションでもあるH君は、
俊足で、最後の20レース。
リレーの選手にも選ばれていて。
お友達たちと比べ、なんともせつなく、
息子には悪いですが恥ずかしい気持ちに
なったものでした。
4年目となると「運動が苦手な子の親」の立ち位置に慣れる
しかし、今年4回目。
もう全然、息子の足が遅いことを
気にしていません。
「相変わらずだな~」と、夫と苦笑いするだけ^^;
小学生の親も4年目となると、
「運動が苦手な子の親」という立ち位置にも
いいかげん慣れてくる^^;
低学年、とくに1年生の頃は、
「運動ができる」「足が速い」といった
わかりやすい要素が目立つもの。
でも、学年が上がるにつれ、
勉強が得意な子、絵が上手い子、音楽のできる子…と、
それぞれに個性が出てくる。
友達の間でも、おたがいに相手に一目
置くようになる。
「運動はまあいいや。
他で活躍してくれれば…」という
気持ちになってきます。
足が遅くても、「まあ運動会のときだけだし」
と、全然気にならなくなって。
学年が上がると、徒競走以外にも「見せ場」が増える
息子は昨年、応援団になりました。
応援団で注目を浴びるのを見て、
「運動が苦手でも、運動会で活躍できる方法が
あるのだな~」と感慨深く。
…そう、低学年のときは、
運動会の活躍の場と言ったら、徒競走やリレー。
全員でのダンスなども、まだ下手で、
見せ場にならない。
しかし、3年生ともなれば応援団に入れる。
また、ダンスも上手になって。
今年の4年生はサンバのような陽気な踊りで、
息子をはじめ他のお友達たちも、
楽しそうに踊っていました。
さらに、5年生となったら騎馬戦に参加。
最高学年の6年生となれば、
騎馬戦に組体操、音楽隊…と出ずっぱり。
運動会全体の運営にも関わり、
あちこちで先生の手伝いにもまわり、
なんともかっこいい6年生。
学年が上がるにつれ、
徒競走はたくさんある種目のひとつに
すぎなくなっていきます。
足の速いお友達を応援するのが楽しみに
息子には早々に見切りをつけ^^;
足の速いお友達の走りを見るのが楽しみに。
徒競走の20レースは、みなリレー選手で、
学年のトップ争い。
うちの息子は足が遅いが、
なぜか親しい友達には足の速い子が多くて。
例のH君と、もうひとりご近所のお友達で
運動神経抜群のT君。
「あいつら怪物」と息子が言う2人のデッドヒートは、
最高に盛り上がりました。
昨年に引き続き、やはりH君が学年トップ。
しかしT君も速くてかっこいい。
リレーでも2人が争い、
お母さんたちは黄色い声を上げて応援。
かっこいい彼らと親しいことに、
とても誇らしい気持ちになったのでした。
(自分の子の影はまったく薄い^^;)
オリンピック観戦的に運動会を楽しむ
3年たち、子どもの運動会は自分にとって、
まったく違うものになりました。
そもそもが単に自意識過剰、
自分自身のコンプレックスの裏返しに
過ぎなかったのでしょうね。
娘も徒競走はニヤニヤしながら走っていて
真剣味ゼロ、堂々のビリでしたが^^;
全然気にならない。
20レースの速い子たちを見て、
「やっぱり走りが違うな~」と感心するだけです。
自分の子だけを見ると、優劣ばかりが
気になってしまいますが、
他の子に目を向ければ、運動会がオリンピック観戦的に、
楽しいものになる。
今年の運動会は、これまでになく
楽しませてもらいました。