以前の記事にも書きましたが、
小4の息子は今のところ、
中学受験の予定はありません。
…ま、私の中に
「そんなに勉強してどうするの」
という気持ちがありましてね^^;
自分自身、「少しでも偏差値の高い学校」
に入ることを目標に、
受験競争にさらされた世代ですが、
今の時代、良い学校に入ることが
将来を保証してはくれません。
それよりも、何かひとつでも
得意なことがある方が、これからは
生き残っていけるのではと思います。
さらに、勉強よりも、
小学校のこの時期、させておきたいことがある。
それは…家事です^^;
とくに料理。
花嫁修行ならぬ花婿修行として、
息子には料理のできる男になってほしいと
思っていて。
息子が大人になる頃、
今以上に働く女性が増え、
共働きが普通になるだろうと思います。
そのとき、どんな男性が結婚相手として
求められるか。
高い年収なんて、今どきそうそう望めない。
むしろ優秀な女性がどんどん参入してきて、
普通の男子は給与が下がってしまう可能性あり^^;
「家事メン」が絶対に、
売り手市場になると思うんですね。
男女同じくらい稼ぐのであれば、
同じくらい家事もする男性でないと、
女性は結婚するだけのメリットがない。
逆に言えば、多少収入が低くても、
女性にとって「役に立つ」男であれば、
きっと高収入の女性をつかまえられる^^;
もちろん、収入も高くて家事もできる男だったら、
もう引く手あまたでしょう。
結婚できずに、いつまでも家にいられたら悲劇^^;
結婚するしないにかかわらず、
25歳までには息子に家を出てもらうつもり。
そのときのためにも、自活できる男にしておくのは
とても重要なことだと思っています。
・・・・
実は私の夫が、すごく家事をする男でして。
今でこそ、私も料理をしていますが、
子供ができるまでの約10年、
料理は100%夫担当でした。
そもそも付き合っていたときに、
夫が作ってくれた豚の角煮が美味しくて、
結婚したいと思ったくらいで^^;
胃袋をつかまれたのでした。
今でも休日の食事は夫担当。
夫のレパートリーは広く、何でもつくれます。
肉じゃがなど「おふくろ(おやじ?)の味」
はもちろん、生地からピザを作ったりもします。
夫の味付けは男性らしく濃く、
息子は私より夫の料理の方が好き。
(言葉には出さないが、反応を見ればわかる^^;)
また、夫が料理するのをずっと見てきているので、
男は料理をするものだと自然に思っている様子。
最近、味噌汁の味噌を溶かすことを覚えました。
夫の指導により、自分のお皿も
自分で洗うようになりました。
(たびたびさぼっていますが^^;)
料理だけでなく、家事もできるかぎり手伝わせる。
夫がなぜ、家事をいとわない人になったのかというと、
公文の先生をやっていた義母の教育の賜物だと思います。
夫は姉と妹の三人きょうだいなのですが、
それぞれが「今週はトイレ掃除」と当番を決められ、
1ヶ月に1回はトイレ掃除をしていたそうで。
義父はまったく家事をしない人で、
子供を3人抱え、義母は大変だったよう。
「男の子にも家事をさせなきゃ」という
気持ちが強かったようです。
小さいうちから「するのが当たり前」と
刷り込んでおくのが肝心。
だから、いよいよ高学年になったこれから、
息子にどんどん家事を仕込んでいこうかと。
もちろん、そうなると私が助かるという
利点もあります^^;