働く母。両立メモ

40代書籍編集者・ワーママ歴14年。子供は中3男子・小6女子。両立生活や仕事、学校、ママ友関係、親の介護など、日々の気づきを綴ります。FP2級、家計管理の工夫についても。


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目前だった母の老健退所、転倒による骨折で延期に~父が勝手に骨の薬をやめさせたツケが…

老健(老人保健施設)に入所していた母。

すっかり調子も良くなり、老人ホームではなく

自宅に戻ることに。

 

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いよいよ、退所まであと1週間というタイミングで。

なんと歩行中に転倒してしまい、

腕の骨に日々が入ったとのこと…(*_*)

ケガが治るまで、退所は当分延期となりました。

 

・・・・

高齢者の、転倒による骨折…とても多いですよね。

母も元々骨粗鬆症でしたが、脳出血で倒れる前、

「ぎっくり腰をやってしまった」と1ヶ月ほど

寝たきりになっていたときがあり。

 

以来、背中が大きく曲がり、「ぎっくり腰の後遺症か」

と言っていたのですが、

脳出血で入院したリハビリ病院で精密検査を受け、

「背骨が圧迫骨折している」と…

 

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背骨の圧迫骨折とは、骨がもろくなり、

体の重みに耐えかねて、おしつぶされるように

背骨の一部が折れてしまうものです。

主な原因は骨粗鬆症。

 

圧迫骨折により、背骨が曲がってしまう

ケースは多いそうで…

元に戻すことはできませんが、

これ以上の骨折を防ぐことが非常に重要。

 

リハビリ病院では、自己注射による

骨を強くする薬を処方されていました。

1日1回の注射を1年以上続けることで、

骨密度が上がるというもの。

 

リハビリ病院を退院後、

骨の様子を見てもらいにいった整形外科でも、

「この薬の処方は非常に良い選択。大きな効果が期待できます。

がんばって続けてください」

と言われました。

 

…しかし、半年もせずに、父の判断で

注射をやめてしまった…(*_*)

 

たしかに、毎日お腹に注射をするのは大変。

注射を打つ父にも負担だし、母本人にも痛くて不快。

定期的に薬をもらいにいくのも面倒。

 

でも、途中でやめてしまったら意味がない。

これまで続けてきたことが全てパーになってしまう。

 

この薬だけでなく、リハビリ病院から今後も

かかりつけの医師から継続的にもらうよう言われていた、

精神安定剤等の薬も、いつの間にかやめていました。

 

「お母さんももう元気になったし、

薬がないほうがいいんだよ」

と言って。

 

…大丈夫かな~と思っていましたが、案の定…-_-;

骨密度を上げる薬をちゃんと続けていたら、

今回の骨折も防げたかもしれない…

 

・・・・

いやはや…しかしなぜ父はこうも、

勝手な自己判断をするのか…

 

 

仕事で、リハビリ病院の理学療法士の方に

会ったとき、この話をすると、

「高齢者はどうしても情報から疎くなっていて、

人に相談せず、自分で決めてしまうことが多いんですよね」

とのことでした。

 

やはり年齢のせいか…

しかし、父に介護を任せている以上、

私がとやかく言うことはできません。

口を出せば、「じゃあおまえが介護しろ」となり、

現実的にそれは無理…

 

でも、そうして任せていると、

悪い方向にいくことが多い…

今回の老健入所も、父の対応が後手に回り、

にっちもさっちもいかない状態になって、

「なんとかして」と私に振られてきたのです…

 

老老介護の現実は厳しい。。

とはいえ、老老介護でがんばれるところまで

がんばってもらうしかないのも事実で。

 

退所しても、骨の薬は再開しないでしょう。

それならそれで仕方ない。

父の判断には振り回されますが、

夫婦の問題としてあまり口は出さないでおこうと思います。


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