先日、仕事の取材で那須に1泊してきました。
とある合宿所に泊まり、子供の様子を観察するのが目的。
そのため、子供たちも連れていきました。
自然のあるところに行くとき、
私の一番の目的は「星空観察」。
子供の頃から星を見るのが大好きなのです。
人生で一番美しかった星空は、
数年前の冬に泊まった日光で見たもの。
まさに満天の星空。5秒ごとに流れ星が流れ、
あまりの美しさに感動で思わず涙が出ました。
2番めは、昨年の夏に行った軽井沢。
生まれて初めて天の川を見ることができ、感動でした。
後で知ったのですが、天の川は夏によく見えるそうですね。
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星空は条件が揃わないとダメなのです。
空気のきれいな暗い場所であること。（高原がいい）
大気の濁っていない時期であること。（冬がベスト。次は夏）
月が出ていないこと。（月明かりに邪魔される）
星空観察のできる場所に泊まりにいくときは、
月齢カレンダーをチェックして、
新月に近い日に予定を入れます。
あとは現地に行って、晴れるのを祈るのみですが。
…私、すごい雨女なんですよね^^;
ここ最近の家族旅行は、晴れたためしがない。
どころか、豪雨や豪雪にもたびたびあう(*_*)
ということで、先の那須での宿泊も、
せっかく空気のきれいなところだったのに夜は雨でした…
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小４の息子は夏休みの宿題として、
「夏の大三角を見つけて記録する」というのが出ている。
小１の娘は私に似たのか、星好きでプラネタリム好き。
パパと「自由研究は星空観察にしようか」
と話していたのですが。
この夏はもう旅行の予定はないし、
きれいな星空を見るチャンスはないかなあ…
…そう思っていたところ。
何も泊まりに行かなくてもいいじゃないか。
夏休みなんだし、子供もたまの夜更しなら大丈夫。
近場に車を飛ばしていってくれば？
…ふと気づいたのでした。
そうそうだ、道路が空いていたら、
２時間も走れば東京近郊の空気の良いところに行ける。
「東京近郊 星空」で調べてみると、
ヒットしたのが奥多摩湖。
青梅の先、山梨県との県境まで西に行ったところ。
奥多摩は何度か行ったことがありますが、
とても山深く、空気の良いところでした。
キャンプ場も多いよう。
奥多摩湖は都内から行ける星空スポットとして
有名だそうです。
ちょうど３連休の中日。
なんとか晴れマークも出ているし、
行ってしまおうか？
ということで、前置きが長くなりましたが、
夕方から急きょ奥多摩湖へ行ってきました。
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家から100km近くありますが、
道路が空いていたので、2時間で到着。
湖畔の駐車場には、すでに車がたくさん。
その後も続々と車がやってくる。
誰もいない暗闇で星空観察…というつもりで
来たのですが、
さすが有名スポット、みなさん放っておかない^^;
奥多摩湖はダム湖であり、管理棟の灯りが明るく、
真っ暗闇とはいきませんでした…
到着時は夜7時。日没直後でまだ空は明るい。
8時ともなると、いよいよ星が見えてきました。
灯りのない場所を探し、空を見上げると、
北斗七星がくっきり。
…しかし、南の空は月明かりが眩しく、
残念ながら夏の大三角を見つけられなかった…
…本当なら、夜になるほど星がはっきりしてきて、
かつ月も移動し、南の空が観察しやすくなるのですが。
娘が帰りたがったので、8時過ぎに早々退散しました。
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奥多摩湖、かなり星が見える場所だと思います。
思った以上に月明かりが眩しく、これが悪条件だった…
月がない日の真夜中なら、かなりの数の星を
見られるのではと思います。
ただ、やっぱり高原がベストだろうなあ～
圧倒的に空気が澄んでいるのです。
奥多摩湖も山の中ですが、高原とまではいかない。
それでも、都内から日帰りで行けるスポットしては、
大きな魅力。
好条件が重なった日、「今日行ってみよう」となれるのは、
家から近い場所ならでは。
また、たっぷり森林浴できたのもよかった。
気温が涼しく、都内より３～５度低いのでは。
短い時間でしたが避暑ができました。
（自宅に戻り、蒸し暑さにがっくりしたが^^;）
今度は雪がふる前、冬の始まりの12月頃に
行ってみたいな～と思います。
※結局、宿題はどうするか^^;
夏の大三角、これから3週間で見られればいいんだけど…
