盆踊りに続き、
週末は近所の神社で秋祭りがありました。
小1娘は、保育園時代のママ友に声をかけ、
仲良しの友達と集まり、縁日に繰り出しました。
小4息子は…一緒に行く友達がおらず、
私についてくる^^;
4年生なんてそんなもんかな〜と思っていると、
縁日のあちこちで、息子の友達たちと会う。
みな、仲良し同士連れだってきているようで、
親の姿も見当たらない。
妹の友達たちと一緒で、退屈そうにしている息子に、
「〇〇君も、××君もいたよ。
声かけて一緒に行ったら?」
と言っても、
「どうせ入れてもらえないから…」とぶつぶつ。
それでも、親しい友達に声にかけにいったが、
他の子と一緒にいて、イマイチ相手にされていない^^;
野球チームの仲間同士で来ているようで。
遠目から見ていたが、結局数分して戻ってきた。
(妹とフランクフルトを食べる図)
・・・・
以前にも度々書いていますが、
息子にはあまり親しい友達がいません。
学校に行けば、それなりに話したり、
遊ぶ相手はいるものの、
放課後約束してまで遊ぶような友達はいない。
息子の学年で、ママ友があまりいない
私のせいかと思ったこともあるが…
そもそも、ママ友ができるかどうかは
子供自身の友達関係が大きくて。
下の娘は社交的なため、友達が多い。
その友達のお母さんと、私はママ友になるわけで、
最初に子供同士の関係があるわけです。
…保育園のときから、息子は親しい友達が
あまりいなかった。
小学校に入ってからも、運動嫌い・集団行動苦手で
運動部にも所属していない。
男子の交友関係は、スポーツつながりが多いので
(同じサッカーや野球チームとか、
同じスイミングに通っているとか)
やっぱり親しい子ができない。
おまけに、他人と合わせない超マイペースな性格だから、
学校のクラスでも浮き気味^^;
先生の方が親しいぐらい。
・・・・
こうしたお祭りなどのとき、
息子に友達がいないことを、まざまざと見せつけられる。
親として、ぜーんぜん気にしません!
…と言ったら、もちろん嘘になります^^;
気になりますよ、心配になります当然…
自分の子供が、お友達に囲まれて、
楽しそうにしているのを見られれば、
そりゃあ親として安心だし、嬉しいに決まっています。
…しかし一方で、
そのためにどうにかさせたいとは思わない。
それも本心で。
思い起こしてみると、
私も4年生くらいのとき、親しい友達いなかった^^;
「あれ、一緒に行ってくれる子いなくない!?」
「なんか私、一人じゃない?」
そんなふうに思うときが、度々あった。
それは中学生くらいまで続くのですが…
でもね、これはもう仕方がない。
だって、息子も、あの頃の私も、
「人に合わせる」気が全然ないんだもの。
自分がしたいことをする。
自分が行きたいところに行く。
そこに「他人がしたいことを一緒にする」
「他人が行きたいところについて行く」
という発想はかけらもなかった^^;
つまりはとことん自己チューなんですね。
お友達が多い子は、ちゃんと人に合わせることを知ってる。
自分の欲を通そうとしない。
というより、そこまでして通したい欲がないのかもしれない。
・・・・
私や息子のような種族(?)は、
自分のしたいようにしたい欲が強すぎる。
息子は仮に、友達と一緒に縁日に行っても、
「この出店に行きたい」という気持ちが強まって、
結局友達と別行動をとることになるでしょう(苦笑)
私もずっとそうでした。
若い頃はよく一人旅に出かけていた。
思い立ったらすぐ、行きたい場所に行きたいので、
誰かとすりあわせてる場合じゃない^^;
だいたい、どこにでも一人で行きます。
(本当は今でも一人旅に行きたいが、
家族がいるので…)
今では私も年をとり、「自分のしたいようにしたい」
欲がずいぶん減ってきた。
いや、若いときに比べて減っただけで、
いまだ人の何倍も自己チューですが^^;
さんざん自分のしたいことをしてきたので、
最近は「人に合わせる」のも楽しいな、と思うようになった。
人が行きたいところに行き、人がしたいことに合わせてみるのも、
新しい発見があるな、と思えるように。
そうしたら、だんだん友達が増えてきました。
小学校の頃はあんなに友達少なかったのに、
30年を経て、人生わからないものです。
・・・・
息子が友達少ないのは、もう宿命ですね。
我の強い自己チューな人間は、
友達が少ないと相場が決まっているのです。
でも、友達が少ないことが、
人間の価値を決めるわけじゃない。
友達が少なくたっていいさ。
(いや、負け惜しみじゃなく!)
友達が少なければ、人間関係のトラブルも少ないし、
自分の時間がたっぷり持てる。
その時間で、自分のしたいことをとことんすればいい。
…まあ、友達が少ないことに、
息子もとくに悩んでいる様子もない^^;
そこがまた、自己チュー人間の自己チューたるゆえんでしょう。
結局、自分のことにしか興味がないから、
他人にどう思われているか、真剣に気に病めないのです。
家に帰れば、お父さんもお母さんも、
はたまた妹も自己チューの1人好きだし、
自己チューの最たる猫様もいてくれる。
お仲間いっぱいだね!