大ポカをやらかした、9月の関西出張。
休日にかかっていたので、
2日分の振替休日を金曜と月曜にとり、
先の週末は4連休となりました。
7月から9月にかけて、
近年まれにみる忙しさで、
年のせいもあるけれど疲れ切っていました。
(だからこそのスーツケース事件…)
ようやく諸々の仕事が片づき、
一息つきたい…
そのタイミングでの振替休日でした。
金曜日と月曜日。
当然、子供たちは学校に行っている。
考えてみると、完全にオフでひとり家にいるのは、
めったにないことかも。
普通の休日には、子供たちがいるから、
その相手でむしろオン状態^^;
平日休むとしても、たいてい子供の病気や行事。
自分のことで休むとしたら、病気になったときくらい。
病気なので、自由な時間とは言えない。
今年から在宅勤務を時々しているけれど、
家にいるとは言っても仕事をするので…
完全なオフの日。
これは新鮮、うれしい…!!
・・・・
疲れをとるための休日なのだから、
買い物などで人混みにいくことはしたくない。
とにかく家でゆっくり過ごそう。
まずは、たまっていた本を読み。
ずっと観たかった映画をAmazonプライムで。
(レンタル屋に行くのさえ省きたい^^;)
大好きな女優、ケイト・ブランシェット主演の
「ブルージャスミン」。
数年前の映画ですが、子供と観る内容ではなく^^;
ひとりで観る機会がなかなか持てなかった。
この休日の最大の目的でした。
ウディ・アレン作品らしい皮肉とペーソス満載の良作。
オスカーをとったケイトの演技はリアルですごかった。
・・・・
普段なかなかできない、
家に長時間いるからこその家事もしました。
カーテンの洗濯。
カーテンって、レールから外し、フックも外し、
洗った後はフックをつけ直してレールにかけ直して…と、
すごく面倒ですよね(*_*)
汚れが気になっていたけれど、
普段の休日はただでさえやることが多く、
なかなか手が回らず。
ようやく懸念事項を消せました。
(すっきりきれいになったカーテン。裾が猫の毛だらけだった^^;)
鍋や調理道具を重曹で煮洗い。
お玉やザルなど、次々と交替で投入。
これも時間がないとできないな~
あとは、
「いつもはゆっくり遊んであげられないから、
猫と遊ぼう」と思っていたけど、
日中お猫様はほとんど寝ているという…^^;
子供の学童お迎えやスーパーに買い物に行くくらいで、
外出という外出はせずに家にこもっていましたが、
想像以上にリフレッシュできたのでした。
働いていると、「家でゆっくりする」ということが、
実はとても贅沢なことだったりする。
家にいる時間が短いし、いるときはあれやこれや
バタバタしてる。
猫じゃないけど、「自分の縄張り」で
のんびり過ごすのは、心身の回復に重要なことのよう。
・・・・
「自分のしたいこと」をする、完全オフの日。
これって、もっと積極的に撮るべきなのでは?と思いました。
折しも、有給消化が義務化された昨今。
5日といわず、全有休を消化したい!いやするべき。
有給というと、「病気や突発的な用事のときにとるもの」
という認識でしたが、
本来は労働者に与えられた、自由に休む権利なのですよね。
会社は有休所得の理由を聞いてはいけないくらいだし。
休日に読んだ、こちらの本。
ドイツ人はなぜ、年290万円でも生活が「豊か」なのか (青春新書インテリジェンス)
- 作者: 熊谷徹
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2019/02/02
- メディア: 新書
- この商品を含むブログを見る
ドイツでは、有休はほとんどの人が完全消化するそうで。
何週間も続けて休むことも多いらしいです。
「当然の権利」だし、働くことよりも
オフの時間の方が重要という考え方。
外国だから、日本とは違う…とは流せない。
世界的に見て、日本だけが特殊なのかもしれない。
休日への考え方が、もう古いのかもしれない。
長期のバカンスをとるイタリア人と
仕事をしたときにも感じたこと。
もっと自分の時間を大切にしなければ。
そのために働いているのだから。
・・・・
平日オフの日、すっかり味をしめました。
これからは月1回ペースで、
有休をとろうかと思っています。
それでも年12回、全然消化できないだろう。
子供も大きくなり、病気になることも減っているし、
自分もそもそもめったに病気にならない。
休む日は、何をしてもいいことにする。
家事をするもよし、しないもよし。
家でAmazonプライムを観るもよし、映画館に行くもよし。
なんなら、家でゴロゴロ惰眠をむさぼるもよし…
貧乏性のせいか、どうも休日も
「あれをしよう、これをしよう」と計画してしまう^^;
夫に、
「予定を決めたら休みじゃない。
気の向くままに過ごすもんだ」
と言われて、ハッとしました。
気の向くままに、その時々にしたいことをする…
気の向くままに過ごせない日々を送る
アラフォー・ワーキングマザーにこそ、
大切なことかもしれません。