働く母。両立メモ

40代書籍編集者・ワーママ歴14年。子供は中3男子・小6女子。両立生活や仕事、学校、ママ友関係、親の介護など、日々の気づきを綴ります。FP2級、家計管理の工夫についても。


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「4年生の山場」と担任が言う、保健授業での「性教育」。親はどうやって小学生の子供に教えればいい?

少し前のことですが、

小4息子の2学期最初の保護者会で。

 

今期の学習内容を担任の先生が説明する中で、

「4年生の山場になります」と

言ったこと。

それは、性教育。

 

保健体育の保健の授業で、

「いよいよ性教育をやります」

とのこと。

 

性教育…今時は早くも4年生でするのですね。

私が小学生のときには、

5年生か6年生だった記憶が…

 

「すごく繊細なことなので、

クラスがよくまとまった状態の良いときに、

タイミングを見計らって、授業をしたいと思います。

慎重に、慎重にいきたいです」

 

と、何やら悲壮な決意が漂う先生…

まあただでさえ落ち着きのないクラスなので^^;

照れ隠し半分で、習ったことをわぁわぁと

教室で話しそうだなあ…

男子が女子を、女子が男子をからかったりね…

 

担任は女性の先生なのですが、

「やっぱり男子のことは、私ではなく

男の先生から説明してもらった方がいいので、

クラスをまたいで男子は男子、

女子は女子で集まり、授業をしたいと思います。

女子は私が受け持ちます」

とのこと。

 

「とにかく、慎重に慎重にいきたいです」

と繰り返していた先生。

学期末も終わりに近づき、

「そういえば、保健の授業ってもうやったの?」

と息子に聞くと、

「ううん、全然」

との返事。

 

…うむ、今学期は良きタイミングがなく、

3学期に持ち越されたか…

性教育の授業、先生もなかなかの

覚悟と気合がいると思います。

 

・・・・

まだまだ子供と思っていたけれど、

実際にまだ超子供っぽいけれど^^;

第二次性徴が来るのもあと数年なんですよね。

 

女子なら、もう生理がある子が

いてもおかしくないでしょう。

 

この間の小6の女の子のSNS事件もそうですが、

ネット社会では早い段階から

子供が大人の世界にさらされます。

自分の身を守るためにも、

正しい性の知識を早いうちに身につけるのは

とても大切なことだと思います。

 

…しかし、ひるがえって、

親の自分はどう子供に性教育をしたらいいか…

これまで完全に避けてきた問題です^^;

 

月経ひとつをとっても、

子どもたちに気づかれないよう、

気をつけてきました。

しかし、いつかは子どもたちも知ること。

でも、それをいつ解禁したらいいか

わからない…

 

結局、学校の性教育任せなんですよね。

「親から言いづらいことを、

先生言ってくれてありがとう」

てなもんです(苦笑)

 

・・・・

性について、いつ子供に教えたらいいか。

それこそ昔は、年上のきょうだいなどに

自然と教えられたのだろうと思います。

 

私の父は農家の4男坊で、

忙しい祖母にかわり自分の面倒を

見てくれたのは兄と姉たちだと言います。

性についても、当然兄たちに教えられた

のでしょう。

 

当時の農家は雑魚寝だったから、

「夜中におやじとおふくろが

夫婦生活をしているのも丸聞こえだった」

とのこと。

昔はそれが普通だったのでしょうね…

 

馬や犬、鶏などの動物もいたから、

交尾を見るのも日常のことだったでしょう。

ごく身近に、性が存在したのだと思います。

 

私は小学校の頃、犬を飼っていましたが、

当時は外飼いが普通。

メス犬だったのですが、まだ生後半年の頃、

避妊手術もしないうちに

妊娠してしまいました。

 

発情期になると、荒ぶったオス犬を

外に放す家が結構あったんですよね…

交尾の瞬間を目撃しました。

生理の出血があったのも覚えています。

 

今は犬も室内飼いが普通だし、

避妊手術をするのがマナーになっています。

猫も同様(野良猫は別として)。

動物の交尾を見る機会など、

テレビの中くらいになっています。

(たまに動物園で見かけたりしますが…)

 

性が隔離される現代社会、

一方で、コンビニに際どい写真の成人誌が

置かれていたり、

なんともアンバランス…

ネット上でも簡単に性的な情報に

アクセスできてしまいます。

 

そんななか、ますます性教育が

大切になってくるけれど、

ますます難しくもなってくる…

 

・・・・

とりあえず、息子がどの程度

知っているのか、聞いてみることにしました。

親から見て、まったくおぼこいのだが…

 

「保健の授業で習うのって、

男の人の女の人の体の違いだよ。

どう違うか知ってる?」

 

ちょっと曖昧な聞き方ですが、

「知ってるよ!」と元気に答える。

おっ、どう違うんだ?

 

「えっとね、まず腰の骨の大きさが違うんだよ」

 

…って、やけに専門的な回答だな^^;

「じゃあ、どうやって子供ができるか知ってる?」

と、もう少し突っ込んで聞いてみると。

 

(それにしても、こういうことを子供に聞くのは、

すごくドキドキしますね!

「教えなきゃ」という気持ちと、

「知ってたらどうしよう」という気持ち…

親はいつまでも子供にピュアでいてほしいもの

なのですね)

 

「あのねー、卵子に精子が入って受精卵になって、

そこからうーんと、4週間くらいかな?

で人の形になるんだよね」

 

と、またしてもやたら専門的な知識(*_*)

「それどこで知ったの?」

と聞いたら、

「これだよ」

と見せてくれたのが、息子がほしがって

買い与えた、中学受験用の理科の参考書。

 

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うちの子、オタクなので、

こういう知識系の本好きなんですよね^^;

受験の予定はないんですが…

 

たしかに、人の誕生のしくみが載ってる。

しかし、私が聞きたいのはそういうことじゃない。。

 

「じゃあ、どうやって卵子と精子が

出会うかは知ってる?」

と聞くと、

 

「うーん、それが謎なんだよ!」

 

…やっぱりおぼこいですな^^;

まだまだかわいいもんです。

 

・・・・

どうやって子供に性教育を

していくべきか、

この本を読んで勉強しています。

 

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しかし、やはり親から子供に伝えるのは

勇気がいるもんです。

ここはまず、学校で性教育を受けてから、

子供と話すようにしよう…と、

結局先送りにするわけです^^;

 

お母さん! 学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!

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  • 作者:のじま なみ
  • 出版社/メーカー: 辰巳出版
  • 発売日: 2018/12/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

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