一昨日からスキー合宿に参加していた息子、
本日無事に帰ってきました。
行きと同じ駅に迎えにいくと、
元気な姿で改札から現れました。
ひとまずホッ。
私の顔を見るなり、
「おれ、スキー得意になったよ!」
スキーはほとんど初めてだから、
得意…かどうかはわからないが^^;
滑れるようになった様子。
「6時間も練習したんだから!」
たしかに行程表を見る限り、
中日はそれくらいやっているな…
3日間集中的にレッスンを受け、
上達も早かっただろう。
6級をとれたということで、
喜んでいました。
一番下の級みたいだけど、
初心者だもの上々、上々。
すっかりスキーが好きになったようで、
「また行きたい?」
と聞くと、
「3月にあるらしいよ。行きたい!」
…近っ!春スキーか。
いやそれはちょっと金銭的に…(*_*)
さすがにクタクタの様子、
家に帰り夕飯を食べたら、
「体が動かない…」
とソファにダウンしてました。
「肩が痛くて上がらない」
「転んだところが痛い」
とのこと。
日頃運動不足なんだから、良い良い^^
・・・・
2泊3日、知らない子たちと親なしで
一緒に寝泊まりする経験を経て、
ちょっと大人びたように感じます。
こうした合宿に自分から参加すると
言い出したこと自体、
2年前なら考えられなかったこと。
合宿の様子を聞くと、
「すごく騒がしくって。
ホテルきれいだったけど、
それを楽しむどころじゃなかった。
本をたくさん持っていって正解だった」
…まあ園児と小学生が60人も集まれば、
それはもう大騒ぎだろうね!
つい数年前は、大騒ぎの渦中にいる子だったのに、
こんな冷めたセリフが出てくるとは驚き。
(まあ実際には、本人もやっぱり騒いで
いたんじゃないかと思いますが^^;)
さらに成長を感じたのは、お土産選び。
「お父さんとお母さんに」と、
お菓子を買ってきてくれました。
自分用にはキーホルダー。
浮世絵って…好きだねえ(苦笑)
そして驚きだったのは、
妹にもお土産を買ってきたこと。
娘が大好きなすみっコぐらしの
キーホルダーを探したけれど、
なかったそうで、
代わりにこれも娘の好きなコウペンちゃん。
妹にもお土産を、と思うなんてねえ…
しかも好きなものを探してあげて。
・・・・
思い起こせば4年前、保育園の卒園旅行。
子どもたちが通った保育園では、
卒園前に親なしでスキー旅行に行く
習わしがありました。
園長先生がスキー好きで、
先生たちの引率のもと、
子どもたちだけで2泊3日。
今回の合宿に似ているけれど、
卒園前の思い出づくりが目的で、
いわゆるパンダスキーのお遊び程度。
ゆえに、息子はスキー初心者^^;
このときのお土産は、
自分のためのキーホルダーだけでした。
家族みんなにお土産を買った今回とは大違い。
保育園のときは、予算が少なかった
ということもあるものの。
(このときのお土産代は500円、
今回は2000円)
娘は少ない予算から、自分と兄の分も
買っていたからな~。
しかも、兄が喜びそうなデザインの
キーホルダーを選んで。
「周囲に目を向ける」
「気を配る」
ということが、ようやくできるように
なってきたなと思います。
これが成長ということなのでしょう。
なにしろ、あと3ヶ月で5年生、
高学年になろうかというもの。
小学校生活の前半では、
心配になるほど社会性がなかったけれど、
後半に入り、自然と育ってくる。
それが人間に組み込まれた成長のシステムなのだから、
心配することはなかったということです。
男子の子育ては心配なことが多いけれど…
「成長のシステム」に乗って、
いつかは一人前の大人になるのだから、
焦らず待つことが大事だな…と
あらためて感じました。