昨年末のことになりますが。
小4息子が、通っている造形教室から
こんなものをもらってきました。
毎年恒例になっているらしい、
「マイキャラコンテスト」。
自分で考えたキャラクターを描き、
教室の壁に貼り付けて、
生徒たちが投票するというもの。
「かっこいい」「めだっている」
などジャンルがいくつかあり、
それぞれに票を入れていくそう。
生徒は150人いるらしくて、
絵も150枚。
そのなかで、なんと息子の絵が
「めだっている」で1位、
「つよそう」で2位だったそうな。
ちなみに下が、その絵をもとに
プラバンにしたもの。
「ドラゴンタンク」という、
息子創作のキャラらしい。
…なんというか、相変わらず独特な絵です^^;
教室で先生に会ったとき、
「2つも賞を取れることはなかなか
ないので、すごいですね!」
と褒められました。
息子本人も、「かっこいいで賞が
とれなかったんだよね~」と言いながら、
嬉しそうでした。
・・・・
こちらの造形教室に通うようになって
3年近く。
保育園時代に通っていた絵画教室を
「出禁」になり…(*_*)
ようやく見つけた教室でした。
息子は絵を描くのが好きなのですが、
「上手い」というのではなく、
まあ独特なのです^^;
たとえば、こんな絵をよく描いてます。
ものすごーく細かく書き込み、
ある種、病的というか…^^;
まあ性格もオタクで、ゴーイングマイウェイ、
学校でちょっと浮いている。
しかし、それも子供の個性。
親は気にしないけれど、
家庭以外でも個性を認めてくれる場所が
あれば、自己肯定感を育むことができる。
自己肯定感こそ人間にとって
最重要なものだと思うので。
ありがたいことに、
こちらの造形教室は息子の大きな
居場所となっているようです。
・・・・
本当に良い教室で…
正統派の美術の先生ではなく、
ものづくり好き、クリエーター寄りの
先生たちなのですよね。
そのため、他の生徒たちにも
息子のような子がけっこういるようで。
息子いわく、
「中学生で、ヤバいやつがいるんだよ。
すごくホラーで気持ち悪い絵を描くんだ」
とのこと。
てか、それあんたもじゃん^^;
「でも、その子のことリスペクトしてるんでしょ?」
と聞くと、
「そりゃそーだよー。
おれもあんな絵描きたいけど、
すごすぎて描けないよー」
…うむ、同好の士がいてよかったね。
そもそも、息子のこの「ドラゴンタンク」
が票を集めるということは、
同じ感性の子が集まっている証拠…
そうそう、自分と感性の合う居場所を見つけて、
そこで認められればいいんです。
習い事はそういう機能もあるかと思います。