例のごとく、予定のない
休日午後。
先週同様、息子がおでかけガイドを
見ている。
「久しぶりにここ行きたい!」
と言ったのは。
皇居そばの北の丸公園にある、
科学技術館。
おぉ、懐かしいなぁ…
数年前では、子どもたちと定期的に
通っていたところ。
下の娘は年中のとき、
保育園の遠足でも行きました。
子どもが生まれるまで、
この施設を知りませんでしたが、
開館から50年以上経つようですね。
様々な科学技術を、遊びながら
学べるという趣旨。
ここは様々な意味で、とても良い
ところなのです。
久しぶりに行ってきました。
・・・・
最寄り駅は東西線竹橋。
ここから皇居を左に、国立近代美術館を右に、
けっこうな坂道を6~7分歩きます。
小さい子の足だと10分くらいかかるかな?
科学技術館の外観。
六芒星が並んだ壁。
入館料は、子ども400円・大人880円。
金額が安いのがまず嬉しい。
(大人はちょっと高めだが…昨年値上がりしたらしい)
さらに良いのは、再入館ができること。
ランチ等で一度外に出て、
また戻ってくることができる。
しかし、外に出なくても、
そもそも食事が持ち込み可。
館内は非常に広く、こんな感じに
ゆっくり座れる場所が随所にあります。
息子はもう大きいので、一人で遊べる。
この日は息子を待つ間、ゆっくり読書…を
しているうちに、いつの間にか爆睡^^;
うどんなどの軽食も出す売店があります。
食事の用意をしてこなくても、
ここで食べることができて助かる。
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肝心の展示の方ですが。
とにかく広くてブースがたくさんあり、
1日たっぷり遊べる。
むしろ数時間の滞在では、
全部を回りきることができない。
フロアマップ。
科学館ではありますが、
真面目にお勉強というより、
とにかく体験して「遊ぶ」ようになっている。
モールス信号の体験装置。
車が衝突したときの衝撃を
疑似体験。
子供が好きな、ゲームっぽい
ものが多い。
車の鉄の重さを、実際に
引っ張り上げてみて比べる。
鉄の玉を、ハンドルなどの各装置で
動かしていく仕掛け。
私が好きなのは、これ。
寝転がると、部屋が斜めに見え、
下に落ちていきそうな感覚を味わう、
錯視の展示。
・・・・
ここのミソは、それぞれの展示に
具体的な遊び方をあまり書いていないこと。
「これ、どうやって遊ぶんだろ…」
と、遊び方がわからないものが多い。
たとえば、こんなものが
ただそこに置いてある。
でも、それがポイントなんでしょう。
何だかよくわからないけれど、
とりあえずやってみる。
こちらの展示も、手のマークがあるので、
それぞれに手を置いてみました。
すると、左はあたたかく、右は冷たい。
素材の違いで温度が違うことがわかる。
そして真ん中は、左と右の素材を
交互に並べたものであり、触ると
左と右の中間くらいの温度。
交互になると、体感が中和されるということなのか?
理科は全くの不得意分野なので^^;
正解はわからないのですが、
わからないなりに「こういうことかな?」と
仮説を立てさせられる。
それが展示の狙いなのだろうと思います。
来るたびに、
「いったいこれは何なんだ」
というものが、フロアにポツポツ置かれてる^^;
この謎な感じ、わりと手作り感あふれ、
ゆるい感じが、科学技術館の魅力。
科学だけれど、肩がこらない。
どこか児童館ぽい雰囲気。
実際に、長い時間子供を自由に遊ばせられる。
なにせ広いから、混み合うことがあまりありません。
(夏休みやGWなどはけっこう混むようですが、
それも某テーマパークの混雑に比べたら…)
年齢は問いません。
3歳くらいから、小学生はもちろん、中学生も。
高校生の団体や若者のカップルもいました。
同行する大人も十分楽しめます。
屋内なのがありがたい。
雨の日も遊べる。
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館内を出たところには売店(ミュージアムショップ)が。
ここは相当マニアックな品揃えで。
科学好きな人でなくても、
見ているだけでおもしろいです。
自由研究キットがずらりと並んでいたり。
科学系の本も多く取り扱っている。
息子の好きな「ビーカーくん」も。
そして、来るたびに私がずっと
気になっているのが、これ。
宇宙食。
宇宙船で宇宙飛行士が食べる食品。
無重力の中で食べるものって、
どんなふうになってるんだろう…
ついに今回、購入してみました。
「おみやげ人気ランキング1位」
となっていた、たこやき。540円。
宇宙食はフリーズドライ(凍結乾燥)
されているらしい。
パッケージの上から触ると固い。
取り出すと、こんな感じ。
本物のたこやきです。
ただし固い。
そのまま食べられるということなので、
がりっと噛んでみました。
中にはそのままタコが入っている。
そして、なかなか美味しい!
たこやきそのままの味です。
食感だけがパサパサ、水分ゼロ^^;
スナック菓子的に食べられそう。
おもしろい体験しました。
今度は別のものも買ってみたいと思います。