働く母。両立メモ

40代書籍編集者・ワーママ歴11年。子供は小5男子・小2女子。両立生活や仕事、学校、ママ友関係など、日々の気づきを綴ります。FP2級、家計管理の工夫についても。


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【体験学習的お出かけ】あえて冬に行く軽井沢と、世界遺産の富岡製糸場

この週末は、軽井沢に家族で1泊してきました。

 

冬はあえて寒い場所に行くようにしています。

東京では見られない、雪や氷の景色を見る

絶好のチャンス。

 

昨年は日光に行き、

中禅寺湖の冬景色を堪能してきました。

 

 

冬の日光はたびたび訪れているので、

今年は軽井沢にしてみようと。

軽井沢は夏や秋によく行きますが、

冬は初めて。

 

軽井沢の冬はかなり雪深くなると聞いていたので、

楽しみにしていたのだが…

 

今年は暖冬。

軽井沢駅近辺に着いてみると、

なんと全く雪がありませんでした^^;

あったのは、プリンスホテルスキー場の

人工雪くらい…

 

とはいえ、もうひとつの楽しみだった、

星空観察。

星を見るのが好きで、

旅の大きな目的でもある。

 

 

日中は曇っていたものの、

夜には雲がなくなり、美しい星空に。

満天の星…とはいきませんでしたが、

この時期、西の空に落ちかけたオリオン座が

驚くほどくっきり見え、

子どもたちと感動。

 

東京でもオリオン座は見えますが、

その輝き度合いが全然違うんですよね。

星のサイズが違うというか、目に飛び込んでくる。

北斗七星も、星が7つはっきりと見えました。

 

・・・・

翌日。この日も晴れ。

しかし、浅間山を見ると、山頂の方には

雲がかかっている。

 

でもまあ、こんなに良い天気なんだから、

大丈夫だろう…とたかをくくったのが運の尽き。

 

子どもたちが見たことがないということで、

やってきた白糸の滝。

 

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ここは軽井沢の駅から、かなり標高が

高くなっています。

なにやら雪とも氷ともつかない粒が、

ポツポツと降ってきて。

 

とはいえ、日差しはあるし、

たいした量ではないだろうと、

鬼押出し園をめざし、さらに北に車を進めると…

 

猛烈に吹雪いてきた(*_*)

雲の中に突入してしまったのか。

 

以前、冬山で急な雪におそわれ、

死ぬ思いをしたことがあります。

 

山って空気が冷えているので、

雪が降ったら全く消えることなく、

降った分だけ積もるのですよね。

 

東京だと、雪が振り始めても

積もるまでに数時間かかりますが、

山だと15分もすればかなり積もっている。

 

このままだと、鬼押出しに着く前に

吹雪で立ち往生するはめになる…と、

すぐに取って返すことになりました。

あの積雪スピードと、吹雪による視界不良、

かなりの恐怖です…

冬山をなめてはいけませんね(*_*)

 

・・・・

そのまま山を下り、

さて東京に帰るにはまだ時間がある。

どこに観光に行こうか…

 

山の上の方はあんな調子だし、

軽井沢内で観光するのは厳しそう。

そこでふと思いついたのが、

群馬県富岡市の富岡製糸場。

 

軽井沢は長野県の中でも東側で、

群馬県がすぐそばです。

東京から軽井沢に高速道路で行くときも、

群馬県を通ります。

富岡も通り道、帰りがてら寄るのにちょうど良い。

 

2014年に世界遺産に登録され、

一度は行ってみなくちゃと思っていました。

 

富岡製糸場の入り口。

 

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有名なレンガ造りの建物が正面に見える。

ここは「東置繭所」と言うそうです。

 

入場料は大人1000円、小中学生は150円。

すごい価格差^^;

子供たちにはしっかり歴史を学習してほしい、

ということでしょうか。

 

富岡製糸場、どういう場所なのか、

世界遺産に登録された理由も、

恥ずかしながらよくわかっていませんでした。

 

ひと言でいえば、

明治時代にできた、生糸を作る工場なのですが。

群馬県はもともと養蚕が盛んな土地。

そこに官営の製糸工場をつくることで、

当時輸出の要だった生糸を大量生産し、

産業勃興を図ろうということだったらしい。

 

フランス人を招いての技術導入、

日本独自の自動繰糸機の実用化、

女工哀史の時代に工女の教育に力を入れるなど、

製糸工場の模範として、革新的な取り組みを

様々行っていたとのこと。

 

結果として、日本の製糸業の近代化が進み、

世界一の生糸輸出国に。

かつては高価だった絹製品が

広く一般の人たちも身につけられるようになった。

世界の服飾文化に大きな影響を与えたということで、

世界遺産として認められたそうです。

 

・・・・

場内の案内図。

 

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正面写真にあったレンガ造りの東置繭所は、

1階を作業場などに使い、

2階に乾燥させた繭を貯蔵していたらしい。

 

1階に、富岡製糸場の成り立ちや

養蚕から製糸の流れ、

当時の時代背景などがパネルで

解説されていました。

 

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この東置繭所と、裏手にある

同様の建物の西置繭所は国宝だそうです。

 

繰糸所(そうしじょ)。

こちらも国宝。

 

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繭から生糸をとる作業が行われた場所です。

機械が保存されています。

 

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繭から生糸をとるのは、

手のかかる作業だったようですね。

かつては工女が手作業でやっていました。

 

実演が見学できました。

 

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繭から出た糸を1本ずつひっかけ、

つむいでいきます。

 

その手作業を機械化することで、

大量生産が可能になっていったのですね。

 

・・・・

切なかったのは、蚕の生涯。

繭は蚕蛾の幼虫が、蛹になるときに

身を守るために糸を吐き出し、

つくる殻なわけですが。

 

蛹が羽化したら、繭に穴をあけて

外に出てくる。

そうすると、糸が切れてしまうので、

出てくる前に繭ごと高温乾燥し、

蛹を殺しておくのです。

 

「お蚕様」と大切に育てられても、

結局は殺されてしまう運命なのだなあ…と、

少々感傷的な気分になりました。

 

「蚕の一生」のパネル。

 

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蚕蛾って、白くてとても美しいんですね。

蛾は苦手なのだが、この蚕蛾なら飼ってみたい!

(しかし、完全に家畜化された昆虫で、

自力で生きる力がなく、

交尾したらすぐ死んでしまうそうですね。

人間のためだけに生まれる生き物…悲しい)

 

残念だったのは、西置繭所をはじめ、

他の建物のほとんどが老朽化で

修繕工事中のため、内部を見られなかったこと。

 

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奥の建物は工女の寄宿舎。

だいぶ荒れている感じだった^^;

 

世界遺産登録から間がなく、

追いついていない感じ。

しっかり観光できるように整うのは

これからでしょうか。

 

とはいえ、展示がよくできており、

なかなか見ごたえがありました。

車なら東京から意外と近いので、

まだの方はぜひ一度足を伸ばしてみてください。


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