前回の記事で、家計について書いたので。
今回も続き的に家計のことを。
双方の給料が別々の口座に振り込まれる
共働き家庭の場合、
家計管理法にはいくつかあると思います。
収入額に応じて、片方が家賃や水光熱費を、
片方が食費を分担するといった方法。
決まった生活費を出し合い、あとはお互い
自由に使うといった方法。
生活費は夫の給料で賄い、
妻の給料は貯蓄に回すという方法…
わが家では、一緒に暮らし始めて20年、
ずっと「収入合算・小遣い」方式です。
ざっくりといえば、毎月の給与振込額を
全額引き出し、小遣いを引いた残りを
家計に入れるという形。
家計の管理は私がしています。
つまり、おたがい自由になる
毎月のお金は、小遣いだけ。
その小遣いの額も決まっています。
なぜこうするか。
それは、家計は「一元管理」がもっとも
シンプルで効率が良いから。
それぞれが別途生活費を支払ったり、
決まった額を家計に入れたりする形だと、
残ったお金については「玉虫色」になります。
「貯金しておこう」と思っても、
あれば使ってしまうのが人間というもの^^;
とくに、うちの夫は超アバウトで、
お金がなければないで生きていけるけれど、
あればあるだけ使ってしまうタイプなので(*_*)
「天引き」してしまうのがベスト。
夫もよくよく納得しています。
・・・・
小遣い制には賛否両論あって、
嫌がる男性も多いようですが。
たしかに、「3万円でやりくり」などと
なったら、だいぶきつそうだけど(*_*)
わが家の場合、小遣いの額は
わりと多めかもしれません。
子供が生まれるまでは、各々8万円ずつでした。
ただ、この中で、自分個人の支出を
全て賄います。
職場での昼食代から携帯代、書籍代、
趣味代、嗜好品代、飲み会代、
私の場合は化粧品代など諸々。
ともに行く外食費も、家計の食費に含まず、
小遣いから割り勘です。
とはいえ、子供が生まれてからは、
段階的に小遣いの額を減らしてきました。
私はお弁当派になったり、
子育て中で飲み会にも行けない。
化粧品もランクダウンさせたりして、
もっと少ない額でやっていけると
わかったので、6万円。
夫は営業職で昼食は外が必須で、
かつやりくりが下手な人なので(苦笑)7.5万円。
これでも多いほうですかね?
でも、二人でフルに働いているのだし、
「自由になるお金」が少なすぎると、
何のために働いているのかわからなくなる。
仕事柄、書籍購入は必要出費だし。
週末に1回は家族で外食しますが、
4人分を半分負担はけっこう大きい…
わりとかつかつです^^;
高めの額を「先取り」して、
その中で収めて足が出ていないなら、
家計的には問題ないかと思っています。
(とはいえ、今後収入減となったら、
小遣いも減らさざるを得ないでしょう)
・・・・
小遣いが夫婦で平等であること。
ここにこだわっていましてね。
収入に合わせて、小遣いの額も変えるべき?
…その伝でいけば、実は私のほうが
収入が多いので^^;私の小遣いを増やすべきとなる。
でも、そういう発想は持っていなくて。
どちらの収入が多かろうと、
家計に貢献しているのは変わりない。
それなのに、小遣いに差があると、
夫婦間に不公平感が出てくると思うのです。
結局、日々を小遣いで回しているので、
こちらは飲み会をがまんしているのに、
あちらは平気でしょっちゅう行っている。
(うちの場合、私はそもそも飲み会に行けないし、
夫も近頃は全く行かないけど)
こちらはほしいものを我慢しているのに、
あちらは好きなように買っている。
…みたいな不満が出てくると思うんですよね。
なお、小遣いで賄いきれない「大物」の出費、
たとえばPCや歯科矯正などのお金は、
各々のボーナスでやりくりするようにしています。
ボーナスについては、一部を家計に入れ、
あとはそれぞれが勝手に。
私はそこから貯金をしていますが、
夫はどうしているかは関知していません。
家計に響かないところなので、
どうぞご自由にと。
・・・・
私の中で、「日々のやりくり」というのは
家計全体の生活費のことではなく、
自分の小遣いのことを指す^^;
生活費は食費や日用品以外、
そう増減しないですよね。
食費や日用品もざっくりと予算を組み、
その中でだいたい収めるようにしているので、
まああまり気にしていない。
それよりも、今月の小遣い残額で、
あとどれくらい本が買えるか。
カルディでお茶やお菓子が買えるか^^;
そっちのほうが死活問題。
でも、それがわりと楽しいのですよね。
不思議と毎月、なんとか赤字にならずに
済ませてられている。
最後の1週間は、「どれだけお金を使わないか」
の耐久レースとなり、なかなかスリリング。
そう本当に、お金というのは
「ないなら、ないなりに」「あれば、あるだけ」
使ってしまうものなんですね。