先週から、子供たちは夏休みに入りました。
8月25日に2学期の始業式、約3週間の夏休みです。
自治体によって差があるようですね。6月中も分散登校が続いた隣区では、夏休みは短め、2週間だそうです。
小5の息子も小2の娘も、夏休み中の宿題はほとんど出ていません。臨時休校中の、あの怒涛の課題が、先生もトラウマになっているのか^^;
まあたった3週間だしね。短い1学期には詰め込み・スピードアップの授業だったし、ゆっくり休めということでしょう。
小5の息子の家庭学習は、もっぱら公文の宿題です。
ちょうど2年前、小3の夏に始めた公文。
マイペースで飽きっぽい息子が、どれだけ続けられるか…と思っていましたが。
意外や意外、真面目にコツコツやっている。
以前の記事にも書きましたが。
宿題は不提出の子も多い中、必ず仕上げていく。教室がある日、時々のぞきに行くと、黙々と机に向かっている姿が。
おやおや、けっこう勉強が好きなんだね。
「なんなら、塾に通って中学受験する?
○○くん(友達)も行ってるじゃない」
と、冗談めかして言うと(本気で受験させるつもりはない)。
「絶対やだ。塾だけは行きたくない」
とのこと。
「他の人と一緒に、いっせいに授業を受けるのは耐えられない」
ということのようです。
…うん、そうだろうね。あんた、よく自分のことわかってるね!(笑)
学校においてすら、5年生になっても授業時間の始まりに、休み時間の延長で本を読んだり絵を描いて、先生に注意されている息子。
(1年生のときからずっと、その時々の担任に言われ続け、先日の個人面談でも言われた*_*)
とにかくマイペース。人に合わせるのが超苦手。
学校外でも集団授業を受けるなんて、とてもじゃないが耐えられないでしょう。
加えて、他の子がいるということは、常に「どっちの点数が上か」計られることになる。競争にさらされるわけです。
それが頑張る原動力にもなるのだろうが、いかんせん競争心がなく、メンタルが弱いくせにプライドは高い息子には、つらいだけの環境…
・・・・
公文での勉強は、あくまで自学自習。「人と比べられる」機会がそもそもありません。
算数の場合、とにかくひたすら計算問題を解く。
「分数のたし算」のように、問題が細分化されていて、Aの教材から順にこなしていく。
テストがあり、それに合格したら次の教材に行けるようになっています。逆に言えば、合格しないといつまでも同じような問題をやらされる^^;
そのテストの合格基準も、○点以上を○分以内といったように、点数と時間が決められているらしい。
あくまでも「自分との戦い」なのですね。しかし勉強とは、本来そういうものだと思います。(もっと言えば、勉強に限らず仕事も、人生そのものも)
教材の進むスピードの速い遅いは、子供によってあると思いますが、他の子がどうかは知るよしもない。
教室には学年も継続年数もバラバラな子たちが集まっており、各々が自分の教材に取り組んでいる。
公文は息子に向いていたようです。
このまま、少なくとも小学校のうちは続けたら良いのではないかと思います。
中学生になり、高校受験の勉強をする際も、自学自習スタイルが良いかもしれない。
今は市販で手に入る参考書や問題集が充実しているし、オンラインの授業も受けられる。塾に行くのが必須、の時代じゃない。
勉強の仕方も、子供によって向き不向きがある。不向きなものをムリにさせても、勉強嫌いになるだけ…
そのあたりをしっかり見極めるのが大切だなと思っています。