先日、上の息子が15歳の誕生日を迎えました。
毎年恒例、地元のレストランで家族でお祝いディナー。
この記事をアップして、もう5年も経ったのか…。当時小4だった息子が、中3の受験生。子どもの成長は本当にあっという間です。
小学生の頃、息子にはやきもきさせられました。
先生からは「落ち着きがない」「授業が始まっても絵を書いている」「勝手に発言する」と毎年言われ続け…^^;
しかしまぁ、あまり深刻にとらえていなかったのも事実です。なにせ自分もだいぶ落ち着きのない子供だった汗
自分勝手な行動をとるのは、「人目を気にしない」から。人の目を気にするようになったら、つまり「お年頃」になったら、そんな行動をする自分が恥ずかしくなって自然と変わるだろうと思っていました。
「親しい友達がいない」という悩みもあったなあ…
これもまた、精神年齢が上がってくれば、気の合う友達というのが出てくるだろうと思っていた。まだ幼くて、友達という存在を必要としていないなと。今は親が一番の理解者だけれど、やがては同世代の仲間こそわかり合える相手になるだろうと。
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中学3年生の今。
はい、実際にそうなりました。
中2くらいから、いよいよ思春期が始まったのでしょう。ずいぶん周囲を気にする発言をするようになった。
「変なことをしたらかっこ悪い」「変なやつと思われたくない」と、遅ればせながら、ようやく思うようになったのだろう^^;
はっきりわかる。小学生当時の落ち着きのなさは、ただただ幼かっただけ。成長すれば、自然と解決していく問題なのです。
あれほど親しい友達のいなかった息子が、中2のクラスで仲の良いグループをつくり、休日にカラオケに行ったり、春休みにはディズニーシーに行っていた。
部活や塾でも仲の良い友達ができ、しょっちゅうLINEでやりとりしている。
以前は親に何でもしゃべっていたけれど、近頃はいろいろ秘密にしていることも多いようで。ふふ、お年頃ですな。
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小学校のときからしたら、考えられない光景だけれど。そんなもの、それが成長するということなのでしょう。
振り返ってみれば、子供の悩みはどれも成長とともに消えていくものばかりだった。
保育園の頃の悩みは、小学生になれば消えていた。1歳1歳、年を重ねるにつれ、解決されていくことが多かった。
結局、親がどれだけ待てるか、ということなのだろうな、と思います。
親がどんなにああだこうだしようとしても、変わらないものは変わらない。反対に、親は何もしていなくても、しかるべきときが来れば勝手に変わる。
親にできることって、たいしてないのかもしれない。最大のすべきことは、子供の「成長の邪魔をしない」ということなのかもな…最近、そんなふうに考えるようになっています。
…とはいえ、しょっちゅう小言を言ってしまうけれど^^;そんな自分を戒めるためにも…