受験生がいる我が家。今年の泊りがけの旅行は、GWが最後と思っていたけれど。
結局、このお盆休みにも行きました。塾が休みの期間、近場に1泊くらいなら気分転換にいいだろうと。
これまで近場に1泊といえば、箱根や日光、軽井沢など近県だったけれど。今回は趣向を変えて、都内の自然豊かな地域、奥多摩方面に行くことに。
まず足を伸ばしたのは、以前から行ってみたかった檜原都民の森。
東京都内で一番西にある檜原村。神奈川県と山梨県に隣接しています。ここの三頭山という山の中腹を自然公園にしたのが、都民の森。標高は1000m超。
標高1000mとなると、真夏でもかなり涼しい。体感として、26℃のクーラーがかかっている部屋、という感じ。
森林浴に癒やされる…
が、この日は雨が降り、地面がぬかるんでいたのがちょっと残念。
霧(というか雲?)が出て、遠くの景色が見えない…。
とはいえ、それがどこか幻想的でもあり。
妖精でも出てきそうだね、と娘と話していました。
迫力のある滝。
地面に落ちていた木の実。調べたら、とちの木の実らしい。
適度なアップダウンのある遊歩道を歩き、爽やかな緑の香りを吸い込んで、夏の疲れがリセットされました。
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帰りに出くわした、山林管理の職員さんが運転するトラック。
檻に捕獲された子たぬきが乗っていました。わあ、かわいい。
なんでも、奥多摩のキャンプ場で餌付けされていたんだとか。まだ生まれて間がないとのこと。
噛みつくようになったので、殺処分するということになったらしいのだけど、それはかわいそうと、都民の森で引き取り、自然に返すとのこと。
いくらかわいいからって、野生の動物に餌付けはなしだよなあ…。それで噛みつくから殺処分って、そりゃ野生動物だもの、噛みつくわ。命をなんだと思ってるんだろ…。憤慨しました。
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今回、宿泊は青梅の亀の井ホテルにて。
もともとは、いわゆる「かんぽの宿」だったそうで。館内は広々として、天然温泉もあり、ゆっくりできるホテルでした。
夕朝食つきで、ハイシーズンに1人約1万5000円は良心的。
今はもう、かんぽの宿はなくなり、この亀の井ホテルに変わっているそうですね。このホテルチェーンは別府温泉に端を発するらしく。おしゃれな温泉ホテルにリブランドしているようで、他の地域にも行ってみたいな。
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翌日は、青梅市内にある御岳山(みたけさん)へ。
ここには数年前に一度来たことがあります。標高1000m以下の低山として、登山初心者に人気の山です。
山頂近くまでケーブルカーで上り下りことができます。
この写真だといまいちわからないですが、かなり急勾配です。
ケーブルカーを降りてから、山頂まではかなりの坂道を歩きます。階段もある。
やはり家族には置いていかれた^^;
いやいや、自分のペースを守って歩くのが大切なんです。
山頂の武蔵御嶽神社。
遠くの山並み、雲が美しい。
レンゲショウマという、可憐な花。
ツユクサ。
都民の森ほどではないけれど、御岳山も平地よりはるかに涼しかった。しかし、山登りで汗だく^^;やっぱり登山は夏にするもんじゃないですね。
今回、日帰りもできる距離の場所に、あえて泊まって遊んだのは、なかなか新鮮な体験でした。奥多摩地域はまだまだ行ってみたいところがたくさんあります。
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お知らせです。なかまぁるの最新記事が掲載されました。
ヘルパーとして初めての訪問先。まずは職員さんに同行し、サービスの流れを現場で確認。メモすることがいっぱい…というお話です。よろしければご一読くださいませ。