GWはいかがお過ごしでしたでしょうか。
息子が受験期を迎え、「泊まりの旅行は当分お預け」と、2月の段階で言っていたけれど。
GW、きっと塾の授業が入ってくると思っていたのに、GW期間中、丸々閉室でした。他の塾も同様のようですね。
GWの直前に塾長の異動があり、なぜこんな半端な時期に…と驚きましたが、考えてみれば、春休みはびっちり授業があった。GWが諸々の切り替えのタイミングになっているのでしょうか。
ということで、せっかくのGW、どこにも行かないのはつまらない。車で遠出するのは渋滞がおそろしいので、電車で行ける近場で1泊しよう、ということに。
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そして、横浜。夫が横浜市出身なので、横浜に行く機会は多く、これまでにも1泊することが度々ありました。みなとみらいに泊まることが多かったのだけど、今回は中華街のすぐ近くに宿をとりました。
横浜中華街、大好きです。年に2~3回は行きます。
お気に入りのお店「重慶茶樓」にて夕食。
左、ほうれん草の蒸し餃子が美味しかった。
その後は中華街をそぞろ歩き。すごい人混みだけれど、中華街はこれが平常運転。GWにしては人少なめかも?という感じ。
お店でたっぷり食べたのに、まだ腹が空いている子供ら。
最近はやっているらしい、炸鶏排(ダージーパイ)。鶏むね肉を叩いて広げ、揚げたもの。要はフライドチキンですが、薄っぺらくて顔くらいの大きさがある。
一口もらいましたが、醤油味で、見た目よりあっさり。
こちらは、娘が買った、パンダあんまん。
思った以上に小さかったのですが、300円もする。観光客価格…
中華街を抜け、すぐそばの山下公園へ。
夜景がきれい!向こうに見えるのは、みなとみらい。大観覧車のイルミネーションが花火のよう。
山下公園もよく来るけれど、たいてい昼間なので、夜はなんだか新鮮。雰囲気あります。
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そして翌日。さあどこに行こうか…
中華街も山下公園も回ったし、みなとみらいもこの間のお正月に行った。鎌倉に足を伸ばすという手もあるけれど、激混みだとニュースで聞いたばかりだし…。
そこで思いついたのは、本牧の三渓園。
20代の頃に何度か行って以来、ずっと行っていない。子どもたちも行ったことがないし、中華街からはバス1本で行ける。よし、行くところ見つかった!
三渓園、いわゆる日本庭園なのですが。
後楽園や六義園、偕楽園のように、江戸時代のお殿様がつくった庭園なのかと思い込んでいたけれど。
明治時代の実業家である原富太郎という人が、自分の地所に造園したものだと、今回あらためて知りました。
(以前来たときに知ったはずなんだけど、完璧に忘れてる^^;)
わりと新しめの庭園のよう。たしかに苔むした感じじゃない。
“三渓”とは、原さんの雅号だそうです。茶人、美術品収集家でもあり、自分でも絵や書をたしなむ趣味人だったみたい。作品が記念館に展示されていました。
三渓園の特徴は、その三渓さんの美術収集のご趣味を活かして、日本各地から移築した古い建造物が、青空展示(?)されていること。
寺の仏殿や住宅、茶室などなど。
なかには、古くなって荒廃していた建造物を、頼まれて引き取り、きれいに修復しているものも。
聴秋閣。徳川家光が、乳母だった春日局に贈った住まいだそう。
現在は廃寺同然らしい、京都の燈明寺の三重塔。室町時代に建造。ぼろぼろだったのを修復したそうです。
臨春閣。紀州徳川家の別邸。味がある。
白川郷の合掌造りの民家まで。
内部は囲炉裏で火がたかれている。白川郷まで行かなくても民家見学ができてしまった。
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三渓さんは収集家であり、日本美術のパトロンだったのですね。当時の実業家、お金持ちには、こういう方が多いですね。粋なお金の使い方だな、と思います。
かなり広大な庭園で、東京ドームの3~4倍の広さらしい。端から端まで歩いたら、足が疲れました。
小山があり、頂上の展望台からは首都高湾岸線と工場地帯、その向こうに東京湾が見える。
そこかしこに咲いている、季節の花も堪能。
菖蒲(あやめ?)。
睡蓮。まさにモネの世界。
おまけ。合掌造りの屋根で眠る猫。
実がなっている梅の木もたくさんありました。シーズンには見ごたえありそう。
久々の三渓園、いいところでした。前日の夜散歩もあわせて、のんびりしたGWを過ごせました。
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お知らせです。なかまぁるさんの最新記事が掲載されました。
介護職員初任者研修の話、いよいよ大詰めです。今回は排泄介助、おむつ交換について。おむつ交換は子どもたちのときに何千回とし、慣れているつもりでしたが、大人用おむつはそのサイズからして巨大。
赤ちゃんの体と成人、しかも体を動かせない高齢者の体とでは、勝手がまるで違う。おむつの使いこなしに四苦八苦…というお話です。
よろしければご一読くださいませ。