こんにちは。
男子あるあるのご多分に漏れず、
オタク気質の息子。
「ねこねこ日本史」から
歴史好きに。
古墳に興味があるようなので、
近場にないかな〜と探してみたところ。
埼玉県の東松山に、
吉見百穴(よしみひゃくあな)という
古墳時代の墓跡があるとのこと。
東松山駅は東武東上線で
池袋から1時間ほど。
東上線ユーザーなので、これはいい!と
先日行ってきました。
駅からはバスで10分ほど。
大きな川が流れ、見晴らしが良くのどかな場所。
と、川の向こう岸に、
穴だらけの岩山がどーんと現れました!
「埼玉のカッパドキア」と言われているとかいないとか。
カッパドキアと言えば、岩山に住居穴がたくさんある、
トルコの遺跡。たしかに似てるかも…
ただこちらは、住居ではなく
墓として使われていたようです。
入場料は大人300円、小学生200円。
遠目で見ると、無数に空いた穴が
なんとなく気持ち悪い…^^;
江戸時代の頃から、近くに住んでいる人たちは
「この穴はなんだ」と不思議がっていたそうですが。
そりゃ不思議だわ…
穴は全部で219あるそうです。
中に入ってみました。
(子どもがぼんやり写ってます)
内部は、かがまないと頭をぶつける高さ。
奥行きは、子どもが横たわれるくらいしかない。
ここがお墓だったとすると、
古墳時代の人は今よりだいぶ身長が低かったか?
外からは真っ暗に見えますが、
ちょうど西日が入ってきて、中は意外と明るかったです。
しかしかび臭くひんやりして、なんともいえない怖さが…
夜一人で取り残されたら死んじゃいそう(*_*)
きれいに岩がくり抜かれています。
「1400年ほど前、ここに人がいて、
穴をほっていたのだなあ」と想像すると、
なんとも不思議な気持ちに。
遺跡っておもしろいです。
詳しい解説は、こちらパンプレットに。
古墳気分を十分味わえました。
息子も満足した様子。
結構な遠出でしたが、電車は行きも帰りも
ゆっくり座れ、おかげで本がたっぷり読めました。
休日午後の小旅行になりました。