働く母。両立メモ

40代書籍編集者・ワーママ歴13年。子供は中2男子・小5女子。両立生活や仕事、学校、ママ友関係、親の介護など、日々の気づきを綴ります。FP2級、家計管理の工夫についても。


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中止から5ヵ月。日経新聞の購読を再開しました~やめてみてわかった、自分の新聞愛と購読の必要性

昨年の消費税アップを機に、

家計を見直し購読をやめた、日経新聞。

 

 

やめてみて、困ることはたぶんないだろう。

購読再開もまずないだろうと

思っていたけれど…

 

停止から5ヵ月がたち、

先日からまた購読を始めました。

 

…やっぱりね、やめたら実際困ったのです^^;

たしかに、ニュースはテレビやネットで

無料で入手できる。

しばらくはそうしていたし、

紙の現物がなくなった気軽さも感じていました。

 

しかし、テレビの報道にしてもネット記事にしても、

目にするのは最大公約数的なニュース。

毎朝見ている「とくダネ!」では、

ここ最近新型コロナウィルス関連の特集しかやらない^^;

 

ニュースになる以前の、

今国会でこんなことが審議されているとか、

この企業でこんな動きがあったとか、

こんな商品が発売されたとか、

そういう話はわざわざ報道されない。

仮にネットでそういう記事が書かれていても、

自分から検索しない限りたどり着けない。

 

必要最低限のニュースは仕入れられているけれど、

自分が関心を持っていなかったような、

でも知っておくべき知識は全然入ってこなくなったなあ…

 

そのことに、危機感を感じ始めたのです。

まあ、重要なニュースだけつかめていればいい

という考え方もありますが、

世の中の「流れ」をつかんで企画を考えるのが、

我々編集者の仕事でして…

 

つまり、新聞は大きなネタ元、発想元だったのだと、

やめてみて初めて気づいたわけです。

失ってわかる愛、みたいな^^;

 

いや実際に、私は新聞、というか

日経新聞をこよなく愛していたのです。

購読をやめ、毎朝空っぽの郵便受けを見て、

寂しい気持ちを募らせていました(どんだけ…)。

 

・・・・

私のそんな気持ちに気づいていたのか(?)、

新聞をまたとろうか迷っていると夫に告げると、

「必要経費なんじゃない?」

と背中を押してくれました(笑)

 

1ヵ月4900円、安くはないが

これで日々満たされると思えば、

たしかに必要経費!

 

販売店に連絡すると、

さっそく翌日から配達してくれることに。

(スタートの場合は早い!

ストップのときは、来月からです、

今月分は丸々差し引きますと言われたが…

ま、そんなもんです^^;)

 

わーい、また来てくれたね、日経ちゃん。

会いたかったよ~~

 

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ここからは、私がなぜ日経新聞を愛するかの

独白が続きます^^;

 

日経新聞、日本経済新聞は、

文字通り経済紙です。

ビジネスメインの新聞なので、

記事の書き方がとてもプレーン。

某紙のように左寄りでもなく、

事実を事実として報道してくれるというか。

 

先にも書いたように、

企業動向や新商品発売などの

ニュースを知ることができる。

マネー系の報道も充実している。

 

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出版社で働く人間としては、

とくにチェックすべきなのは広告。

 

私の会社でも日経にはよく出稿しますが、

1面から最初に紙面を開く2面、3面には

たいてい書籍の広告が掲載されています。

 

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新聞離れの現在でも、

書籍の広告はやはり新聞の効果が大きいのです。

(主に高年齢層にあてており、

若年層向けの本についてはほとんど効きませんが^^;)

 

他社がどんな本を出しているか、

どれだけ売れているのか、

どんな切り口なのか、要チェックなのです。

 

・・・・

私がとくに好きなのは、土曜版。

本の紹介が載っている。

 

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ここで紹介される本は、ベストセラーというより

専門家が良書として推薦する学術書などが多い。

自分では探せない本に出会えることが度々です。

 

さらに、土曜の特別版としてついてくる「プラス1」。

この記事がけっこうおもしろくて。

 

「何でもランキング」というのがトップにあり、

この季節なら花見の名所などがランキングに

なっています。

 

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専門家数人の投票によるランキングで、

毎回ひと味違ったセレクトで参考になります。

 

・・・・

新聞は全部で30面ほどあり、

その紙面を何らかの記事で埋めなければなりません。

 

そのために、記者が執念でニュースに

なりそうなことを拾ってくるのだろうなあと。

自分では決して見つけられないニュースを、

記者が拾ってきて、目の前に見せてくれる。

それが新聞の価値なのだと思います。

 

「新聞はじっくり読むものではなく、

見出しだけ読むもの」

とも言われますね。

一理あると思います。

 

あれだけの数の記事をくまなく読んでいたら、

日が暮れてしまいます^^;

時間にして5~10分くらい、

全部にささっと目を通し、気になった記事だけ

読んでおく。

 

トップにくるような重大ニュースは、

すでにテレビやネットで見ているから、

じっくり読む必要はありません。

 

大小様々なニュースを、一度にたくさん仕入れる。

新聞以上にこれに適した媒体はないように思います。


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