3ヵ月の長期にわたった臨時休校。
(結局6月に入ってからも2週間は隔日登校だったので、実質3ヵ月半か)
子供がずーっと家にいたわけですが…
最大の収穫は、「子供たちが一緒に遊ぶようになった」ことですかね。
性別が違うこともあり、上の息子と下の娘はあまり仲が良くなかった(*_*)
だいぶ一緒に遊べるようにはなってきたものの、(当時)小4の男子と小1の女子、なかなかからむところがない。好きな遊びも違うし。
おまけにどっちもゴーイングマイウェイだから(-_-;)しょっちゅうぶつかって喧嘩している。
コロナ前は、休日には別行動のことが多かった。私と息子が書店などに出かけ、夫と娘は公園。あるいは私と娘がプール、夫と息子がウォーキングといった具合に。
ところが、休校中はそうもいかない。夫か私どちらかが、子供両方を見ることに。子供たちは別行動をとれません。必然的に、二人で一緒に過ごさざるを得なくなる。
喧嘩ばかりになるかなぁ…と思っていたけれど。意外や意外、なかなか二人で一緒に遊んでいるのに驚いた。
娘も小2に上がる年齢となり、すっかり「小学生らしく」なったということもあるでしょう。あらためて二人の会話を聞いていると、わりと対等に話ができている。というか、兄が幼いだけか^^;
まあ、お互いしかいないわけです、遊び相手が。がぜん「貴重な存在」に格上げとなる。
・・・・
休校中、散歩がてら公園によく連れていきました。
息子はもう、普段公園にはまるで行きたがらなかった。休日に娘と一緒に連れて行こうとしても、「つまらないから嫌だ」と言っていた。
…それが、妹とめっちゃ遊んでる^^;
あれあれ~
娘はすごくアクティブなタイプで、ブランコなんかもぶん回しするんです^^;
兄よりずっと男子度が高い。
インドア派で、この年になって立ちこぎもいまいちできなかった息子。
妹が雄々しくブランコをこいでいるのを見て、やる気になったらしく。
いつの間にか、妹と並んでぶんぶんこぎまくっている^^;
妹に教えてもらい、立ちこぎもマスターしました。
公園で縄跳びもよくしましたが。
これもまた、娘がぶんぶん飛びまくる^^;
兄に「何回飛べるか競争しよう」と誘う(もちろん「ママも!」と、私もやらされる)。
それにつられて、息子も縄跳びをするように。これもまただいぶ下手だったんだけど(苦笑)、ずいぶんうまくなりました。
妹とともに、二重跳びにも挑戦。1回は飛べるように。
なんというか、娘は人を遊びに巻き込むのがうまい子なんですよね。
「一緒にやろうよ!」と言われると、なんだか嬉しくなり、誘いに乗ってしまう。
私も娘のおかげで、縄跳びをしたり、プールに行ったり、よく体を動かすようになりました。
・・・・
おかげで、息子はすっかり公園好きに。
これはたいそうありがたいことだ。
というのも、小5になり、息子は学童をやめることになったのです。
昨年から習い事が週4日になり、まともに学童に行く日が1日しかありませんでした。休む日、また1時間ほどしか滞在しない日もある。
4年生の段階で、同学年で学童に行っている子は10人ほどになっていたし。
もうそろそろ卒業してもいいだろうと思っていました。
数時間なら、もう余裕で留守番できる。学校が6時間目までのことが多く、また私の帰宅時間も融通がきくので、留守番時間も長くない。
息子についてはそれでよかったのだが…
問題は娘。
男子と違い、女子はわりと早い段階で学童に行きたがらない話を聞く。
仲の良い子が来なくなれば、行ってもつまらないとなる。
また、学年が上がるにつれ、同学年が減り、下の学年の子が増えてくる。
楽しくないと言い出すだろうなあと…
(その点、精神年齢の幼い息子は、下の学年の男子たちと同等に遊んでおり、助かった^^;)
現に、休校中も途中から「学童行きたくない」と言い出した。
しかし、学童の代わりに「兄と一緒」という選択肢が生まれた…!
・・・・
学童が再開して早々に、娘が「明日は学童休みたい」と言い出した。
そういわれても、娘が5時間目を終える2時半頃、私は帰宅できない。
…あ、そうか。娘にひとりで帰らせればいいんだ。学童に行っていない子はみなそうしてるんだし。
もう2年生、カギを持たせてもいいだろう。
それに、兄も帰ってくるから、留守番も寂しくない。
臨時休校中も、子供たち二人で数時間留守番させることはよくありました。それにもすっかり慣れた様子。
この日、私が4時頃に帰宅すると、問題なく過ごせていたようです。
むしろ息子の方が、「お母さん何時に帰ってくるの?」と電話してきて、寂しかったみたい^^;
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娘は週2回は学童を休みたいそうです。
私も今年からは働き方を変え、できるかぎり早く帰るつもりだけれど。
さすがに毎日、4時帰りとはいかない(4時に帰宅するには、3時半過ぎには会社をでないといけない)。
そんななか、娘には一人帰りをしてもらい、息子と留守番させるという選択肢ができた。
…うん、「子供はどんどん手が離れる」とはこのことなのだろう。
数年前、娘がまだ保育園児の頃は、留守番なんてあり得なかったし、息子に妹を見させるのも絶対にムリだった。
でも、小5と小2ともなれば、上は下に目配りできるようになるし、下も自分で自分のことができるようになる。
「どちらもしっかりしてくる」ということです。