小6息子に作った、個室。
どうせなら一気にと、小3娘の個室も作ってしまうことにしました。
正直、まだ個室は必要ない年齢。息子も小6でようやくだったわけだし。とはいえ、娘は息子以上に私物が多い(*_*)リビングを占拠しているここ、どうにかしてほしいんです…
これはひどい!
なぜベタベタとシールを貼るのか(-_-;)
以前、ここを隠すためにカーテンを付けたのですが。
だいたい開きっぱなしだし…
娘は、なんというか「物持ち」で。別名「捨てられない女」「片づけられない女」なのですが^^;作った折り紙だとか、お店でもらった景品だとか、なんでも置いておこうとする。引き出しに突っ込んでそのまま忘れてしまうんだけど(苦笑)
ダイニングテーブルは、いつも娘のもので占拠されており、食事時に片づけさせるのがひと苦労。リジンの部品やら、鉛筆のキャップやら、なぜか手鏡とか…
女子の特徴なんですかね?やたらと細かいものをたんまりためてるの^^;
定期的に、いらないものを捨てるよう、声をかけているのですが、「これ捨てる~」と持ってくるのが、だいたいいつもちょっぴりで。どれも大事で、捨てられないそうです(そのわりには、私がこっそり捨てても気づかないが…。いや、時々「ママ、あれ捨てたでしょ!」と気づいて、ずっとネチネチ言われるから、侮れない…)
ともかく私物だけはリビングから撤去させたい!…という親の悲願から^^;
今はまだ勉強もリビング学習、寝るのも親と一緒だけれど、どうせ追々するのなら、机など家具類も早めに設置してしまおう。となりました。
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娘にあてがうのは、4畳半の部屋。
ひとり部屋なので、決して狭すぎるわけではない。が、決して広いとも言えない、十分に狭いペースではある。
小さいクローゼットがあるものの、ここは夫と私の洋服収納となっており、そのまま使い続けるつもり。我々の個室はないわけで、「親とのクローゼットの共有」が、子供たちに個室を与える条件になっている。息子の部屋のクローゼットも同様(ただ、息子の部屋にはクローゼットが3つあり、小さいクローゼットの1つを自分専用にあてがわれている)。
ということで、クローゼットを使えないので、洋服をしまうタンスを置く必要がある。女子だから、今後を考えたら、それなりのサイズが必要。
加えて、勉強机や本棚、そして寝具…。この狭い空間を機能的に使うために、考えたのが「ロフトベッド」を入れること。
床面しか使わないのはもったいない。スペースがないなら、「上の空間」を使えばいい。
ロフトベッドは「高床式ベッド」というか、足が長くベッド下に空間があるベッドのこと。二段ベッドの、下のベッドがない状態といったらいいでしょうか。
横たわる面をぐっと上にあげて、下に空いたスペースに収納などを置く。「有効活用」という言葉が大好きな私には、たまらない工夫^^;
こうしたタイプのベッドには、「システムベッド」というものがあって。ベッドの下に、引き出し型の机がついている商品が、ニトリでも売っています。
「これは便利そう…」と思い、現物を娘と一緒に見てきました。
こんな感じ。
たしかに良い。ベッドの高さも、低すぎず高すぎず適度。机が引き出せるのは、とても便利。
娘も「これがいい~!」と気に入っていたのだけれど…。
いかんせん、高い^^;ベッドと机、チェストなどすべてセットになっていて、約8万円。机以外のものは、セットでなくても別途用意でいいんだよなあ…。
また、机をベッドの下にしまえるのは、たしかに省スペースだけど、いちいち机の上のものを片づけないとしまえないんだよなあ。「片づけられない女」の娘が、そんなまめなことできるわけないから、結局机は出しっぱなしになるのは明らか…
ということで、こちらの購入はあきらめた。ロフトベッドは、システム型ではなく単品で購入し、自分でカスタマイズすることに。
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では、どんなロフトベッドを買おうか。重要なのは、「高さ」。ベッドの下に、どんなものを入れたいか。
最初、どうせなら思い切り高さのあるものを…と考えていました。まさしく、二段ベッドの上段の高さのいわゆる「ハイベッド」。ベッド面が180センチほどになるものです。
たしかに、これならベッド下に机だって入れられる。まさしく有効活用!…と思ったのだが、この高さだと天井に近く、寝たときかなり圧迫感がありそう。起き上がるときも、頭をぶつけないようにしないといけない。
加えて、夏は相当暑そう。扇風機の風を、どう届かせたらいいか…。エアコンはとりあえず付けない予定だし。仮にエアコンを付けたとしても、逆にエアコンが近くて寒そう…。
結果、高さ130センチの「ミドルベッド」に落ち着きました。
ベッド下に入れるのは、この部屋に元々置いてあるタンス。かつて私が使っていて、今はシーツなどの「とりあえず収納」となっているもの。けっこうなサイズがあるので、これを娘専用にしようと。
また、現在の息子の部屋で、かつて夫が使っていた、小さい本棚。この2つをベッド下に入れようと。高さをはかり、ぴったり入るということで選んだのが、ミドルベッドでした。
できあがった、娘の部屋の設計図。
机も、息子と同様、学習机ではなく幅広のデスクにしました。とはいえ、スペースに限りがあり、また本棚ももうひとつ付けておきたいので、息子のものほど幅広にはできませんでしたが。それでも110センチほど。通常の学習机よりは大きいかな。
ひとまずベッドだけ先に購入し、設置することにしました。
ベッドの組み立ては、組み立てサービスを利用しました。先日のデスクの組み立てで、夫が「絶対に嫌だ」と言い張るので^^;
まあ、ベッドの組み立ては自分たちではかなり難しそうです。ロフトベッドは、横にした状態で組み立て、それを最終的に上に立てる、という組み立て方。業者の人も、男性二人がかりで、ねじの締め付けには電動ドリルを使っていたので。
それでも30分以上かかっていたから、自分たちでやったら何時間かかっていたことか…。しかも、強度の面も、素人では不安。お金はかかりましたが、頼んで大正解でした。
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なかなか良い感じ!
寸法を測ったので当然ですが、ベッド下にタンスと本棚がピッタリ収納(タンスの引き出しの取っ手、欠けてる^^;)。写真では切れていますが、空いたスペースにはランドセルを置くことに。
ベッドの奥行きは約90センチあり、まだまだ収納できそう。かがめば子供ならラクに入れる。
ちなみに、マットレスは息子のお下がり。アイリスオーヤマのエアリーマットレスです。息子には新しいものを購入しました。
このマットレスは厚みが5センチで、立てかけるにはへにゃっとしてしまうのです。厚み9センチのものに替え、ちゃんと立てかけられるようになりました。
高さも、高さすぎずちょうど良いです。思っていたより圧迫感はありませんでした。「少し高い」というのが、ちょっとした秘密基地感があり、娘はご満悦。早速ベッドの枕元にぬいぐるみなどを飾り、楽しんでいます。
…が、せっかく念願のベッドが来たというのに、まだここでは寝ていない^^;「ひとりで寝るのはこわい」そうで…。「サンタさんは、ひとりで寝ないと来ないよ」なんて話をしていて、「クリスマスにはひとりで寝る!」と言っているから、デビューは12月まで持ち越しかな…。
今はもっぱら、猫たちの昼寝場所になっています^^;