しばらく遠ざかっていたお菓子作り。
最近、またするようになりました。
3年ほど前に購入したオーブン。もっぱら夫のパン作りに使われていたが。
夫のブームは去り、このところオーブンの使用回数はすっかり減っていた^^;
私もこれでお菓子作りをしようと、夢をふくらませていたのだけれど…
40代後半、基礎代謝が低下したためか、めっきり太りやすくなり、どんと作ったケーキやクッキーを家にストックしておくのは避けたい気持ちに(だって、あれば食べちゃうんで^^;)。
それがまた、作るようになったのは、子どもたちの「補食」として。
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中3の息子はほぼ毎日塾通い。当初は塾に行く前に夕食を食べさせていたのだけれど、そうすると授業中に眠くなるらしい。
また、授業前に塾の自習室を使う日も増え、そうすると6時頃家を出ることに。そんなに早く夕食を準備するのは、働いている身には無理。
塾から帰宅後に夕食を食べることになるけれど、それまでの「つなぎ」として、おやつを用意するようにしています。
小6の娘も、学童にいかなくなり、おやつを食べてこなくなった。帰宅して習い事に行く日も多く、やっぱり何かお腹に入れたい。
…2人とも成長期。いやあもう、よく食べるんです。息子はもちろんのこと、近頃は娘の戦力化が著しい^^;
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おやつはたいてい、バナナやトーストなど、お腹にたまるもの。しかし、こればかりが続き、さすがに飽きつつあるかなあと…
おやつのレパートリーを増やしたい。そこでひらめいたのが、お菓子を作ること。
パウンドケーキなどは、一度作れば、切り分けて冷凍しておける。私が食べる前に、子どもたちが食べ尽くしてくれるから、太る心配もなし(これ重要)。
子どもたちの補食として、お菓子を作る…。そんな大義名分(?)ができて、がぜんやる気に。
娘も「お菓子作りたい!」ということで、一緒にすることに。暇な休日にイベントができて、その点も一石二鳥。
きなこと金時豆のパウンドケーキ。
ふくらみも悪くなく、わりと成功^^
きなこの分量が多く、ちょっとボソボソしていたが…きなこ好きの息子には好評だった。
シフォンケーキ。
ふくらみがもう一歩だったけど、まあ一応シフォンケーキになってる。
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これまで、お菓子作りで数々の失敗を繰り返してきた私。ふくらまない、分離する、食感がいまいち…
いったい何が原因なのだろうとあらためて考え、行き着いたのは、道具を揃えること。
電動泡だて器がないと、やっぱりしっかりした卵白の泡立てができないし、混ぜやすいスパチュラがないと、小麦粉を混ぜたときに粘り気が発生しやすくなる…。
わざわざ買わずに、家であるもので代用…と思っていたけど、やっぱり「製菓用道具」は伊達じゃないです。
また、工程がシンプルなお菓子作りだからこそ、ひとつひとつの工程をきちんと守るのも重要。
「卵を常温に戻す」のを怠ったせいで、見事に分離…。でも、次にこの工程を守ったら、ちゃんと分離せず混ざった。
うーん、基本徹底、ほんとに大切だ。勝手な解釈すな、ですね。
次こそ、もっとうまくふくらませよう。もっとなめらかな食感にしよう。そんな野望を抱き、果敢に挑戦しています。
なにせ、どんどん作っても、どんどん消費してくれる人たちがいるので。トライ&エラーが繰り返せるってもんです。
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