今回の消費税アップ。
増税前に慌てて大物の買い物をしましたが。
なによりも、「家計を引き締めていかなければ」
という気持ちが強烈に高まった…
あらゆるものが値上がりします。
ひとつひとつは小さくても、
1ヶ月の家計単位で考えると、
数千円のアップになるかもしれない。
そもそも、10%への引き上げは、
今後のさらなるアップの前哨戦に
過ぎないでしょう。
何年後かはわからないですが、
最終的には、欧州並みの20%以上に
なるのではと思っています。
上がっているのは消費税だけではありません。
社会保険料も税金も少しずつ、
でも確実に上がっています。
私が社会人になった20年前は、
今の私の年齢から50代にかけて、
収入のピークが来るとされていたけれど…
このご時世、とてもそんな楽観視はできない。
これから収入が下がっていくことも、
覚悟しておかなければなりません。
(もちろん、収入が上がっていくよう
頑張りたいですが、
ただでさえ斜陽産業なので…)
・・・・
収入は上がらないのに、手取りは減る。
さらに消費税で実質的に物の値段が上がれば…
手元に残るお金は、どんどん少なくなって
いくわけです。
それなのに、子供にはこれからますます
お金がかかる…
それほど、消費税アップのインパクトは、
私にとって大きなものでした。
でも一方で、家計を見直す良い機会にも
なりました。
いちおうFP資格を持っているので、
ざっくりですが家計は管理しています。
こんな感じで、毎月かかる費目を
並べています。
水光熱費は年間の平均です。
これまで何度も、それぞれの費目を
見直してきました。
とはいえ、特別な節約はしていないけれど、
無駄遣いもしていないつもり。
いずれも必要経費と納得し、
特別削ることをしてこなかった。
…が、もうその「必要経費」という考えを
改めるときが来たのかもしれない。
・・・・
ついに新聞をやめることを決めました。
社会人になってから、ずっと読んでいる日経新聞。
証券マン出身の、当時の社長に
「日経新聞を読んでいないのは社会人失格」
と言われ、内容がわからないながら、
毎日必死に読んでいました。
とくに当初はビジネス書を主に作っていたので、
法律改正などに敏感になっている必要がありました。
今でも日経新聞は大好きな新聞です。
ただ、もうほとんどビジネス書は作らないし、
購読を始めた20年前と比べ、
今はネットでの情報が充実しています。
速報性という点でも、新聞はやはり後追いになる。
ニュース記事だけでなく、特集記事も
日経は興味深いものが多く好きだったのですが…
…やっぱりね、毎月約5000円の出費は大きいです(*_*)
これまでは「仕事で必要なもの」として、
新聞代は聖域化していた。
しかし、今回の家計見直しでは、もう聖域は作らない。
・・・・
新聞購読をやめることで、
お金が浮くのはもちろんのこと、
スペースが浮くのも嬉しい。
新聞って、けっこう場所取りなのです。
私は新聞を会社に持っていき、
会社で読んで捨ててくるのですが、
それでも夕刊と、会社のない休日の分がたまる。
捨てるのも面倒なものです。なにせ重いので。
新聞って、読むだけでなく、
野菜をくるんだり、掃除に使ったり、
物を置く時の下敷きに使ったり…と、何かと便利。
それが購読を続ける理由のひとつだったものの…
他でいくらでも代用できるんですよね^^;
あると便利だが、なくても困らない。
そういう物の典型かもしれません。
・・・・
来月からの購読停止になります。
長年の習慣をやめるのは、ちょっと不安。
でもきっと、それもすぐ慣れるでしょう。
また購読したくなったら、
いつでも再開できるんだし。
(でもたぶん、再開はしない)
そう、長い間当たり前になっていた、
習慣化していたことを見直すのは、
とても大切なことかもしれません。
1年や2年では世の中そう変わらなくても、
5年、10年、ましてや20年ともなれば、
技術もシステムも全く違っていることがある。
2002年に初めて住宅ローンを組んだときは、
住宅金融公庫から借りるのが当たり前、
金利は10年2.6%、10年以降4%でした。
ところが10年後、買い換えるときには
変動金利がメイン、
金利も1%以下になっていました。
「こんなに金利が低くなっていたのか!」
と浦島状態で驚いたものです。
・・・・
年とともに、5年や10年なんて、
気づいたらあっという間に過ぎている。
定期的な振り返りが重要だなと痛感します。
…そして、10年以上続けているといえば、
野菜宅配のらでぃっしゅぼーや。
聖域化していたここにも、
いよいよメスを入れるときが来た
のかもしれません。
それについてはまた次回に。