働く母。両立メモ

40代書籍編集者・ワーママ歴13年。子供は中2男子・小5女子。両立生活や仕事、学校、ママ友関係、親の介護など、日々の気づきを綴ります。FP2級、家計管理の工夫についても。


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働き方改革から半年~裁量労働制・在宅勤務はワーママのためのみならず。超ハードワークの男性にも大好評  

 

昨日は会社の忘年会でした。

 

今年は職場が大きく変わった年でした。

私が所属する編集部では裁量労働制を導入。

定時という概念もなくなり、

在宅勤務もOKに。

 

www.hatarakuhahamica.com

 

他の部署でも、残業禁止の流れになり、

今までより早く帰る人が増えました。

編集部でも、18時を過ぎたら

ほとんどの人がいなくなります。

 

制度の導入により、あきらかに

働き方改革が進みました。

一番の改革は、みなの意識。

「9時から17時まで会社で働くこと」

がイコール仕事と無意識に思っていた。

それが定時の概念をなくされて、

 

「あれ、仕事って、時間の長さじゃないんだな」

「何をするかなんだな」

「するべきことさえしていれば、

1日の時間ってもっと自由に使っていいんだな」

 

仕事をこれまでと全く違う視点から見ることに。

結果、みなとても生き生きと、

やわらかい表情で働いているように思います。

 

その波は、社長自身にも来たようで…

当初は働き方改革に戸惑っている様子でしたが。

 

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「みんなもっと自由に仕事したらいいよね」

「編集部以外もフレックスタイムや

在宅勤務を導入したっていいよ」

 

と、忘年会の最初の挨拶がこれだった…

 

まあ営業部など、顧客次第の業務は

なかなか自由な勤務形態は難しいと思うものの。

メッセージはたしかに伝わりました。

 

・・・・

その忘年会の席で、

同じ編集部の男性と隣になりました。

 

管理職として部下の面倒をみながら、

たくさんの本を刊行し、

超ハードに働いていることで有名な人。

 

まだ小さい子が2人いるけれど、

いつも9時10時まで会社に残り、

なかなか家族団らんもできていない様子。

 

「彼は仕事人間だからね~」

と社内でも言われていたのですが…

 

そんな彼が、なんと最近は

「週2回は7時や8時に家に帰って、

家族と一緒に夕飯を食べてるんですよ」

とのこと。

 

えぇ!まさかあなたが…

と驚くくらい、いつも会社にいる人で^^;

 

「裁量労働制になったおかげで、

夕方に打ち合わせがあっても、

会社に戻らず直帰できるようになったし。

体がすごくラクですよね」

 

「在宅、すごくいいですよ。

子供が病気のとき、家で仕事をしながら

様子を見られるし」

 

えぇ!あのあなたがそんなことを!?

…と、しつこく驚く^^;

 

・・・・

正直、働き方改革を導入しても、

彼はきっとこれまでのやり方を

変えないだろうと思っていた。

時短勤務のワーママの私とは、

対極にいるような人だったから。

 

ところがところが。

そんな彼が、こんなに熱く

裁量労働制・在宅勤務の良さを語るとは…

 

働き方改革を率先して進めてきた者として、

ちょっぴり目頭が熱くなりました。

 

あらためて思います。

働き方改革の恩恵をもっとも受けるのは

たしかにワーママだけど、

男性陣だって、独身の人だって、

自由な働き方を望んでいる。

 

ただ、あまりにも

「仕事とは会社に来てするものであり、

(9時17時の)決まった時間働くもの」

という刷り込みが強烈で、

それ以外の働き方が存在するなんて考えられない。

 

でも、一度体験してみると、

自由にやって全然大丈夫だったと気づく。

最近は、「もう毎日在宅でもいいんじゃない?」

とみなで話すくらいで^^;

 

夫の会社は非常に保守的な会社なんですが、

それでもついに裁量労働制を導入することに

なったとか。

 

時代の流れは、確実に変わっているのを感じます。


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