こんにちは。
子どもたちが小さい頃、
これといった早期教育はしていませんでしたが、
唯一、0歳の頃から意識していたのが、
「本を読む子にする」こと。
学力の土台である国語力は、
本さえ読んでいれば大丈夫だろうと。
自分自身、小学生の頃は全く勉強を
していませんでしたが、読書量だけはクラス一、
国語の成績のみ「良い」でした。
(あとはみんな「普通」。体育は「がんばろう」^^;)
読書好きが高じて、書籍の編集者になり。
斜陽産業ではありますが^^;
ともかくも今こうして食べられています。
子育てや教育関係の本を作ることが多いのですが、
「本を読む子は伸びる」というテーマの本も
何冊か出しています^^;
実際に、著者である方々(小学校や
中学受験塾の先生など教育専門家)も、
「読書は学力アップの基礎」と口を揃えて言われます。
・・・
本を読む子にするには、
「本を読むのが当たり前」な環境をつくるのが一番。
わが家のリビングは、子供の本で場所をとっています。
他にも本の置き場所がいくつかあります。
図書館で借りてくることも多く、
定期的に読まなくなった本を処分しているので、
家にある(あった)本はもっと。
幼児の頃は福音館や童話館で絵本の定期購読を
していましたが(両家の親マネーです^^;)、
子供の成長と興味に合わせ、
現在は図鑑から伝記、マンガまでジャンル問わず。
図書館には休日や保育園帰りに
たびたび通いました。
(自分もしょっちゅう借りるので、
そのついでということもあります)
子供たちが通った保育園を選んだのも、
家から近かったのが大きいですが、
本を読むことに力を入れていたのが決め手でした。
玄関近くの一角に、絵本コーナーがあり、
お迎え後にたびたびそこに居座り、
絵本や紙芝居を読まされたことを
懐かしく思い出します。
外出するというと、書店が多い。
これも自分の仕事の偵察を兼ねているのですが^^;
最近の書店は児童書棚はちょっとした
キッズコーナーのようになっていて、
長居するにはもってこい。
…結果として、子供たちは本好きになりました。
上の息子はとくに、大の本好き。
というかオタク…^^;
では肝心の国語力はどうかというと…
わりと読解力があるほうです。
しかし、それは読書のおかげというより、
家庭学習でやっていた「論理エンジン」ドリルや、
くもんのおかげかもしれない、、
というのも、息子が読む本は
図鑑のような知識本で、
国語力が上がるような物語本などは
ほとんど読まない^^;
娘は反対に、物語が好きなので、
これから期待したいところです…
とはいえ、本を読んでいることで、
勉強面にプラスになったことは多々あります。
① 読める漢字・知っている漢字が多い
これはたしかです。
言葉は文章の中で覚えるものだと思うので、
ふれている文章の数が多ければ多いほど、
知っている漢字も増えていきます。
ただし、読めるのと「書ける」のは別物。
息子の書き順はしばしメチャメチャ、
漢字テストでよく✕をもらっていました^^;
最近はずいぶん字もうまくなりましたが、
こちらは明らかにくもんのおかげ。
書き取りは別にしっかりやる必要あり、です。
② 語彙が豊富
これも①と同じ理由。
作文などで、びっくりするほど
大人な表現を使っていることがあります。
「言葉をよく知っていますね」と
先生にほめられることが多いです。
③ 理科と社会が好き
なんでも本から入るので、
知識系の科目は得意です。
オタクなので^^;元素記号とか
日本史とかの本をやたらと読んでいます。
(どこまで理解しているかは謎ですが)
ただ、学校の授業とはあまりリンクしていません^^;
でも先生からは「知識が豊富」ということで、
通知表を上げ底してもらうことが多いです。
・・・
今のところ、こんな感じですが…
正直、学校の成績にすごく跳ね返っている、
というわけではありません^^;
しかし、読書家で物知り(オタク知識ですが…)なため、
クラスの友達からは「頭がいい」と言われているようで。。
本人もそれが自己肯定感につながっているので、
良いのではないかと思います。
実は、「本を読む子」に育ったことは、
学力面以上に普段の生活面でメリットが
たくさんありまして。
それについては次回で。