働く母。両立メモ

40代書籍編集者・ワーママ歴14年。子供は中3男子・小6女子。両立生活や仕事、学校、ママ友関係、親の介護など、日々の気づきを綴ります。FP2級、家計管理の工夫についても。


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9年ぶりの再会〜「働きながら子供を産もう」と決心させてくれた、「10年先を行く先輩」の存在

20代の頃、たびたび仕事をご一緒していたYさんと、
9年ぶりに再会。

神楽坂のイタリアン、ソリッソにて昼食。
www.carmine.jp

神楽坂に詳しいYさんに、かつて教えてもらい、
たびたび利用しました。
しかし、子供が生まれてからは、
なかなかその機会もなく…
こちらも久々の来訪。

相変わらず繁盛していて、お店は満員。
さっぱりした味付けのフジッリ、
美味しかったです。

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Yさんと初めて会ったのは、15年以上前。
私より10歳年上の彼女には、
当時保育園に通うお子さんが2人いました。
それがもう、上の子は大学4年、下の子は高校3年とのこと…
時の経つのは本当に早いものです。

・・・・
当時の私は、子供はいつか欲しいと思いながらも、
まだ仕事で何のキャリアもない。
職場にワーキングマザーもいない。
子供を育てながら働くイメージが全くわかず、
仕事一色の生活を変える勇気がありませんでした。

そんななか、会うたびに、
子供を持つことの良さを力説してくれたYさん。

「上の子を産んだとき、自分よりも大切なものが
できるってこういうことか、と実感した」

「2人生むと大変と言われるけど、全然違いますよ。
実は大変さは1.5倍で、楽しさは何倍にもなる」

そんなポジティブな話ばかりを聞いていて、
「これは産んでみなければ!」と思わされた^^
最終的に一人目を産んだのは数年先ですが、
Yさんの言葉がずっと心に残っていて、
社内でワーキングマザーが一人もいなくても踏み切れた。

・・・・
女の人生において、「ちょっと先を行く先輩」の
存在って、とても大切ではないかと思います。
その背中を追いかけていく、というか。

どうやって育児と仕事を両立させるのか。
どんなふうに子育ては進んでいくのか。

今の自分より10年くらい先を見せてくれる人が
いるからこそ、自分の未来がイメージでき、
「不安がらずやってみよう」という気持ちになれる。

…そう、女性は先輩の女性たちの動向を
めちゃくちゃ見ていますよね。
それがポジティブなものかネガティブなものかによって、
描く未来像が変わってくる。

私も後輩たちにポジティブなものを見せられて
いればいいのですが…
いや、そうだと信じたい。

・・・・
育児からすっかり卒業したYさんからは、
50代になってスポーツを始めた話を聞きました。

「なんと富士山登れたんですよ!」
「泳ぎもけっこうできるようになって」
そんなポジティブな話を聞くにつけ、
また10年後も明るい未来像を描けそう。

目下の私の関心は、やがて来る更年期。
こちらもしっかり経験談を仕入れてきました。

私たちの先に、今私たちが取り組んでいる事柄を
やり遂げた先輩たちがいてくれているからこそ、
勇気を持てる。希望を持てる。がんばろうと思える。

明るい気持ちになって、
神楽坂の下でYさんと別れたのでした。


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