3ヵ月ぶりに再開した学校。
学校のあった木曜日の夕方、
小5息子が3年生のときに
担任だった先生に道で会いました。
4年生で担任ではなくなってからも、
なぜか息子を気に入って、
気にかけてくれている先生。
「K君(息子)、今日給食のカートを
押しているところを見かけましたよ。
元気そうで何よりです」
「久しぶりに会ったら、
すっかり体が大きくなっていて、
びっくりしました。
休み中に背も伸びたんじゃないですか?」
そう、たしかにこの休校中、
息子はぐっと体が成長した。
運動不足でちょっとぽっちゃりしていたのが、
縄跳びをしたり、ウォーキングをしたり、
公園で妹と遊んだりで、よく運動したためか、
随分すらっとした。
そして、なんとなく肩の辺りが
がっちりしてきて、
体型が一歩大人に近づいた感じ。
小2の娘は、学校に持っていった
体操着がきついから新調したいと言う。
え、1年生の終わりには
そんなことなかったよね?
あらためて着させてみると、
たしかにパツパツ^^;
娘もまた、この休校中に成長した。
・・・・
「子供の1年は大人の10年に匹敵する」
という話を聞いたことがあります。
子供といっても、5歳くらいの幼児のこと
だったと思いますが…
小学生でも、その成長の速さを見ると、
十分当てはまりそう。
この休校3ヵ月は大人の3年分といったところか。
3ヶ月ぶりに会った先生が驚くのもわかる。
加えて、学年変わりだったということも。
4年生から5年生、高学年に。
1年生から2年生、「後輩」ができる。
意識も自然と変わり、精神年齢が1歳
引き上げられます。
とくに息子の方は、精神面でも
成長を感じました。
…というか、今ままであまりに
子供っぽかっただけなのだが^^;
大した話ではないのだけど、
「流行りの歌」を聴きたがるように。
いわゆるPOPミュージックですね。
しかし、私はそこに大きな成長を見た。
POPミュージックって、つまり「若者文化」
なわけじゃないですか(古い言い方だけど^^;)。
私たちも、自分の若い頃を
当時流行った曲とともに思い出す。
流行りの歌に興味を示すということは、
子供から若者、ティーンエイジャーに
移り変わりつつあるということ。
そりゃそうだ、もうすぐ11歳だもの。
正真正銘のティーンエイジャーです。
思い返せば、私が初めてレコード(!)を
買ったのは、ちょうど小5のときでした。
当時大ヒットしていた、
TUBEの「サマー・ドリーム」だった。
(懐かしい!1987年のことですよ*_*)
・・・・
わが家にはGoogle Homeがあるのですが。
(「OK、Google」のやつ)
「音楽をかけて」と声をかけると、
YouTube Musicから音楽を流してくれます。
無料版なので、曲の選定はできないのですが、
さすがYou Tubeというか、
ここ数年のヒット曲を主に流してくれる。
さらに、それが誰の曲なのかも、
Googleさんに聞けばその場で教えてくれる^^
なんて便利。
(ちなみに、髭男をGoogleさんは常に
「ヒゲオ」と読み上げる^^;)
星野源とかKing Gnuとかサカナクションとか。
それをYou TubeのMVで見せてあげたら、
息子がすっかりはまってしまった。
休校中は、1時間だけYou Tubeを
好きに見ていいことにしました。
(とはいえ、MVにはあまり子供に
見せたくないアダルトなものも多いので^^;
私がチェックしながらですが)
Google Home、You Tubeから
ひっきりなしに音楽がかかってくるので、
私もすっかりPOPミュージックに
詳しくなってしまった^^;
・・・・
年とともに、とくに子供が生まれてからは
すっかり流行りから遠ざかり、
歌える新しい歌といえば、子供の歌ばかりに
なってしまっていたが…
子供が若者に近づき、
文化が1周回って戻ってきた感じ。
これが子供を生むことの効用だろうか。
「若返る」っていうね^^;
King Gnu、良いですね!楽曲のレベルが高い。
「白日」はもちろんだけど、
その他の曲にもすごく良いものが多い。
(「It's a small world」「傘」名曲です)
私がはまってしまいました。
Amazonミュージック用に何曲か購入したほど。
米津玄師もやっぱり良い。
(「ゴーゴー幽霊船」が私も子供たちもお気に入り。
これが20歳の頃の作品というから尋常じゃない)
息子に羨ましがられるので、いないときに
こっそりスマホで聴いてます^^;
一方で、子供たちはYou Tubeで
マイケル・ジャクソンの「スリラー」や
「bad」を繰り返し観てる。
娘は一番好きなミュージシャンはマイケルらしい^^
(2位はKing Gnuとのこと。通好みの7歳児…)
息子は「パオ!」とか叫んで、
全然切れのないステップ踏んでる。
(マイケル様に謝れ!)
私が子供の頃、スーパースターだった
マイケル・ジャクソンに、
子供たちがはまる不思議。
文化はぐるぐる回る、そしてどの時代にも、
良いものは良いということ。
それにしても、今はYou Tubeで
ヒットソングを聴く時代。
私が子供の頃は、ベストテンやトップテンで
人気の歌をチェックしていたものだが…
MVの映像込みの音楽になっている。
音楽の聴き方も変化したものです。
・・・・
息子がこの間、
「おれも恋の歌とか、いいなと思うようになった」
とか言い出した^^;
「恋って、あんた、どんなことかわかるの?」
とからかったら、
「いや、わかんないけど、別にいいじゃん、
いいと思ったって」
だってさ^^
おーおー、青臭くなってまいりましたな~
「音楽に浸る」という感じ、
なんとも若々しく初々しいことだ。
そのうち好きな子ができて、
恋の歌に自分の気持ちをかぶらせたり
するようになるのかしらね。
若い子たちの世界は、
本当にキラキラしている。
それが長い人生の一瞬のきらめきだからこそ、
素晴らしく輝いている。
…人生半分すぎたおばさんは、
そんなふうに懐かしさをもって
思うわけです。
そして、そんな若い子たちの世界を、
我々おじさんおばさんが全力で守って
あげねばならないのだな、と。