小学校新年度。
先の土曜授業の日、授業公開がありました。
子どもたちの学校では、月1回土曜授業があり、その際には保護者が自由に見学できることになっています。
が、昨年度はコロナのため、授業公開は中止。1年ぶりの参加になりました。
小6になった息子については、授業見学も6年目。
…実は、これまで数えるほどしか参加したことがない。というのも、息子の落ち着きのない様子を見たくないから^^;
1年生のときはそれはひどかった…
新任のやさしい先生で、子どもたちに怒れず、クラス全体が大騒ぎだったけど。
親としては自分の子にだけ目が行ってしまう。勝手に発言し出したり、先生の指示を聞いていなかったり、ひどい姿勢で座っていたり(-_-;)
親が見学に来ているということで、テンションが上がっていることもあるのでしょう。
「お互いのためにも、見に行かないほうがいいな」と、早々に判断した次第(苦笑)
担任の先生との個人面談でも、「勝手に発言し出す」こと、「休み時間が終わり授業が始まっても、切り替えができず、絵を描いたり本を読んでいる」こと、5年生まで言われ続けた^^;そこをクリアするのが課題だとも…
…はー、いつまでそんな息子の姿を見続けなければならないのか、、
できれば今回も授業参観したくないけれど。昨年は一度もなかったし、クラスの様子も見ておきたい。
ということで、少々暗い気持ちを抱きつつ、息子の教室に赴くと…
え、やだ。ちゃんと授業受けてるじゃないの。
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そうなのです。イメージしてたのと全然違う。姿勢が悪いのは気になるものの、しっかり先生の話を聞いて、課題にも取り組んでいる。見違えるほど授業に集中している。
というか、クラス全体の雰囲気が、これまでと全然違う。
隣のクラスは5年生だったのですが、先生の発言にちゃちゃを入れる子など、だいぶ賑やかな様子。それがまったくない。
この5年生の雰囲気が、かつて息子の学年でもデフォルトだったのです。
6年生になるって、こういうことか…
そういえば、2年前の娘の入学式のとき、当時の6年生が学校代表として参加しており、その落ち着いた佇まいに感心したのだった。
4年生の息子が、「あと2年でこんなふうになれるのだろうか…なれる気がしない」と思ったもの。
しかし、なれてしまうのですね。
もちろん、保護者が見に来ているという緊張感もあるのだろう。けれども、かつてはそこで逆にふざけてしまうことが多かった。「人の目を気にしてちゃんとする」ということこそ、成長した証拠。
久しぶりに会う子たち。とくに女子は驚くほど大人っぽくなっていて、誰だかわからない子が少なくなかった。
あ、もうすぐ中学生なんだな…と思わせられる成長ぶり。
子どもたちは淡々と勉強し、騒ぐこともなく授業は終了したのでした。ちょっと拍子抜け^^;
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低学年の頃、息子について悩んでいたことは、6年生になったらほぼチャラになっていた…
土曜授業の後日、保護者会がありました。
6年生になってから、宿題は毎日ではなく1週間単位で出すようになったそうです。最近は息子の宿題のチェックはしていないので、知らなかったのだが。
先生曰く、
「全員ちゃんと提出しています。毎日少しずつ計画的に進めているという子もいれば、休み時間のうちにやってしまう子もいます」
とのこと。
家に帰って息子に聞いてみると、
「そうだよ、おれは休み時間で少しずつやってる」。
1週間単位なんて、計画性のない息子ができるんかい…と思っていたが、ちゃんとやっていることに驚き。
そうだよね、昨年からは放課後留守番することが増えたけれど、私が帰ってくる前に公文や学校の宿題を終わらせているし。
知らず知らずのうちに、「自分で自分を律する」ということができるようになっていた(もちろん、まだまだだけれど)。
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子ども、とくに男子の変化は急激です。
小6の授業を見学した後、小3の娘の授業を見に行ったのだけれど。
…男の子たちの落ち着きのない様子、なんとも既視感のあることよ^^;
女子は低学年でも、すでに落ち着いているのです。
本当に不思議な生き物だわ、男の子って。
中学、高校と上がっていくにつれ、また一段と落ち着いてくるのかしらね。
…そして、最終的には、唯々諾々と会社に従う社畜となってしまうのか…??