働く母。両立メモ

40代書籍編集者・ワーママ歴14年。子供は中3男子・小6女子。両立生活や仕事、学校、ママ友関係、親の介護など、日々の気づきを綴ります。FP2級、家計管理の工夫についても。


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小学校で「幼稚園」の存在に初めて気づいた子供。「保育園に通った理由」をどう伝える?

上の子が小学校に入り、しばらく経ったとき。

「○○(友達)は✕✕幼稚園だったんだって。

幼稚園ってなに?」

と聞かれました。

 

 

「幼稚園って何?」

ついに幼稚園の存在を知ってしまったか…

 

そう…息子よ、世の中には、

3歳までお母さんとずっと一緒にいられる子がいるのです。

学校から帰ったら、お母さんが家で待っている子がいるのです。

 

どんなにワーキングマザーが増えているからと言っても。

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子どもを預けて働くことに、申し訳なさ、

罪悪感を覚えないことは、ありません。

 

0歳で、初めて息子を保育園に預けた日…

大泣きする息子に胸が締め付けられたこと、

今でも忘れられない。

 

この10年間、子どもを預けて働く自分を

全肯定できた瞬間はない。

心のどこかにずっと、「ごめんね」という

気持ちがあります。

 

だからこそ、せめて少しでも早く

家に帰らせてあげようと、

会社を上がったらダッシュでお迎え。

「延長はしない」と心に決めてきました。

早く帰れる日を作ってあげようと、

在宅勤務も始めました。

 

子供を預けて働くことに罪悪感がないわけはない

私が働いていなかったら、

3歳までずっと一緒にいてあげられたのに。

私が働いていなかったら、

赤ちゃんのときからこんなに病気にかかることは

なかったのに。

 

私が働いていなかったら……

詮ないことですが、そんなふうに考えたことは

数え切れないほどある。

 

子どもが保育園に行っていることで、

人格形成に問題はない、という文献も

たくさん読みました。

 

「共働きは今時普通」というのも、

頭ではよくわかってる。

…それでも、理屈を抜かした心の部分で、

やっぱり「申し訳ない」思いがくすぶってる。

 

この10年間、その葛藤をずっと抱えています。

 

「仕事を辞める」選択肢はなかった

でも、それじゃあ今までに「仕事を辞める」

という選択肢が私の中にあったのかというと、

ありませんでした。

 

夫ひとりの給料でやっていけなくは

ないですが、相当かつかつ^^;

(というより、私の方が給料が多い…)

 

すごい贅沢をしたいわけではないけれど、

行きたいときに旅行に行き、

食べたいときに美味しいものを食べ、

子どもがしたい習い事はさせてあげ、

行きたい学校に行かせてあげたい。

 

さらには、老後子どもたちに迷惑をかけないよう、

しっかり貯金もしておきたい。

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そう考えると、私が「働かない」という選択肢はない。

そして、一度正社員を辞めてしまうと、

同条件での再就職がどれほど大変か、よくわかってる。

だから、会社を辞めず育休をとって、

0〜1歳から子どもを預けて働かざるを得ない。

 

「働いて対価をもらう」というのが好きでもある。

自営業の家庭で育ったということもあるのでしょう。

「お金を稼いで自立する」ことが、

自分のアイデンティティの拠り所で。

その点でも、「働かない」選択肢は、やっぱりない。

 

「お金のために働いている」ことに誇りを持ちたい

「お母さんが働いているのは、お金のため」

──最近は、そのことに誇りを持とうと思っています。

葛藤はあるけれど、そのお金でわが家を運営できている。

お父さんが「家族のために働く」のと、

何ら変わらないですよね。

 

だから子どもたちには、

「お母さんが働いていると、家に誰もいないでしょ。

だから、幼稚園じゃなくて保育園だったんだよ。

だから、今も学童に行ってるんだよ」

 

「お母さんはその時間、一生懸命働いて

お金を稼いでいるんだよ。

お金があるから、あなたたちもこの家に住めるし、

ほしいものも買えるんだよ」

 

ついでに

「お母さんが一生懸命働いてるんだから、

あなたたちもその時間、ちゃんと勉強しなさいよ」

と付け加えることも忘れずに^^;

 

子供にも「お金を稼ぐ」大切さを日々伝えて

金銭教育としても、

「お金を稼ぐ」のはとても大切で尊いことなのだと、

子どもに伝えたいと思っています。

 

子どもにお金の話をするのはよくない、

という考えもあるようですが、

お金はどこかから湧いてくるものではない^^;

親が働いてお金を得ている姿を、

しっかり見せておきたい。

そして、将来自分もそうなるのだと

イメージしておいてほしい。(ニートにならないために…)

 

…そのメッセージは、一応子どもたちにも

伝わっているようです。

 

以前、すごく仕事に疲れていたことがあって、

「仕事辞めたいな〜」と、冗談交じりに

子どもにこぼしたとき。

 

娘に、

 

「ダメだよ!そしたらママ、

自分のお金なくなっちゃうよ。

パパしかお金使えなくなるよ」

 

と言われてしまった^^;

6歳にしてよくわかってる…


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