働く母。両立メモ

40代書籍編集者・ワーママ歴13年。子供は中2男子・小5女子。両立生活や仕事、学校、ママ友関係、親の介護など、日々の気づきを綴ります。FP2級、家計管理の工夫についても。


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読解力は「本を読む」だけでは上がらない~読書家だけど読解力のない子が成績を上げた、おすすめドリル

先日の国際学習調査(PISA)の結果、

話題になっていますね。

「読解力」で、日本が大きく順位を

落としたということですが…

 

文科省は、読書習慣が減ったことを

一因として上げているようです。

本や新聞を定期的に読んでいる子は、

点数も高かったようで。

 

昔から、国語力を上げるのは読書、

と言われています。

私自身も、そんな内容を謳う本を

多く作っていますし、

子どもたちが小さいときから読書習慣が

つくよう、環境を整えてきました。

 

www.hatarakuhahamica.com

www.hatarakuhahamica.com

 

そして、子どもたちは思惑通り、

本好きに育ちました。

とくに小4の息子は、学校の先生たちの

間でも有名なほどの読書家です。

 

では、さぞかし国語の成績は良いのだろう…

と思いきや、残念ながらそんなことは

ないのですよね^^;

 

私もかなりの本好きなので、

実感としてよくわかるのですが、

「それとこれとは別問題」なのです。

 

・・・・

読解力とは、文字通り「読み解く力」。

本を読むことで、語彙力や文章力、

知識などは自然と豊富になるけれど、

この「読み解く力」は、それ専用の訓練を

ある程度しないと、なかなか難しい

というのを実感しています。

 

だからこその、公文で。

公文の問題は、ひたすら読解問題なのです。

「右の文章の下線に合うものを選べ」

「下線は何を示しているか、10字以内で述べよ」

などといった問題。

 

小学校の間、ずっと公文をやっていた夫いわく、

「最後の方は『○字以内にまとめよ』

という要約だけやっていた」とのこと。

今でも「要約は超得意」だそうです。

そのおかげで、大学入試の現代文は

稼ぎ科目だったらしい。

 

…本好きな人間、だってこんなこと

考えながら本を読んでいませんから!

 

ただ楽しいから、だらだら~っとリラックス

しながら本を読んでいるのであって、

「これは何を意味しているのか」

「この文章を100字で要約したらどうなるか」

なんて、そんな緊張感持って読んでない^^;

 

こと、「学校の勉強」「テスト問題」に

関する限り、

「読解は訓練だ」というのが私の見解です。

算数でも、計算が得意になるには、

ひたすら何回も繰り返す訓練が重要です。

数字のセンス以前の問題。

それと同様。

 

・・・・

ということで、小3で公文に通うまでは、

家で読解力を養うドリルをやらせていました。

いろいろ調べて、一番良さそうだったのがこちら。

 

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(4年生までのが終わってしまったので、

先買いした5年生のものしか

今手元にありませんが、学年相当をやっていました)

 

 

「現代文のカリスマ」とされる出口先生の、

「論理エンジン」シリーズ。

論理エンジン―読かい・作文トレーニング (小学生版2年生)

論理エンジン―読かい・作文トレーニング (小学生版2年生)

  • 作者:出口 汪
  • 出版社/メーカー: 水王舎
  • 発売日: 2007/04/01
  • メディア: 単行本
 

 

出口先生の作る問題は、変にひねったところが

まったくありません。

「答えは文章に書いてある」ということで、

文章をしっかり読めば必ず答えが見つかります。

 

当初、息子は国語の問題で、

「勝手な答えを自分で考えて書く」

ことが多く。

よけいな解釈をして答えをつくり、

学校のテストでもバツをもらっていました。

 

それが、この論理エンジンのおかげで、

ちゃんと筋を追いながら

文章を読めるようになった。

 

小3で公文を始めてからも、

論理エンジンで読解問題に慣れていたおかげで、

つまずくことなく、どんどん進めていくことが

できました。

 

・・・・

ところで公文ですが実は先日、

国語をやめて、算数だけになりました。

 

理由は単純、スイミングを始めたから。

これ以上習い事にお金をかけられない(*_*)

スイミングの月謝と、公文1教科の月謝が、

ちょうど同じ7000円ほどなので、

交替となりました。

 

公文の先生からは、

「せっかく1年続けて、

どんどん伸びているのに…」

と残念がられましたが、仕方がない。

 

ただ、家でも引き続き、

読解問題の家庭学習をしていこうと思います。

なんといっても「論理エンジン」があるので…


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